お金は働くか?
「利子」の存在理由を、わしはずうっと考え続けてきたのだが、ものすごいトンデモ理論が世界を支配しているのよ。
必要な人にお金を貸したら、そのお金が働いて、利子を生む、と言うんだな。
マネーの労働価値論。
ものすごいトンデモででしょ? UFO神話など、はるかに凌駕する!
現実はどうか?
シェークスピアの『ベニスの商人』での時点、つまり、400年前の時点で、アントニオーニの船は沈没、リスクによって、利子は否定されている。
終戦後、ソニー株を買ったり、ソニーに投資した人は、今、大金持ちだ。
ゆえに、「マネーは働き労働価値を生む」とか言うバカ者がいる。
違うんだよ。マネーがマネーを生んだんじゃなくて、ソニーは「差異」を生み出し続けたんだよ。
差異は、資本主義のエンジンなんだよ。利子がエンジンじゃない。
差異とは何か?
シェークスピアのテキストが400年前に提示している。
インドまで船で行けば、コショウや紅茶ががバカみたいに安いカネで手に入ったのである。
それをイギリス国内で10倍の価格で売れる。
それが、最古の株式会社、東インド会社を生み、植民地政策を生み、戦争、ガンジーの闘いを生むのである。
わしを夢想家と呼びたいやつは呼べ。
そのバカみたいな400年が、今まさに、終ったんだよ。
差異は今、どこにある!?
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