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2009年2月25日 (水)

皆さん、アクセスありがとう!

 ところで、アデン湾の海賊はどこに行った?

 ひつこいなあ!

 名前は忘れたけど、解放された沖縄の船長は?

 マトリックスは、この「忘れやすさ」につけ込んでいる。

 イスラエルのアニメ『戦場でワルツを』のテーマも、人類の「忘れやすさ」であるらしい。

 この映画の監督は、80年代に戦場へと赴くが、そこで自分が何をやったのか、憶えていない。戦友と語り合っても、

「俺たち、何をやったんだろう?」

 これはホラーだよ。

 多分だが、サブプライムローンを売りまくった金融屋も忘れている。

 被害者も忘れた。

 そう考えないと、ウォール街から逮捕者が出ないことも、逃げた大富豪を狙った殺人事件や強盗事件が起こっていないことも、説明できない。

 リーマンが悪者になって、すぐに悪者がビッグスリーの経営者に交代して、リーマンは無罪放免。

 そう考えると、9・11とウサマ・ビンラディンの登場は、大掛かりな恩赦だよね。

 それに助けられたのが、たとえば、エンロンと組んで、日本各地に10基を超える火力発電所を建設しようとしていたオリックスの宮内義彦だ。

 権力者は知っているんだな。

 どんどん矢継ぎ早に情報を流して、人間を情報漬けにしてしまえば、人間はどんな重大事も簡単に忘れてくれる。

 ジャーナリストも、多分、劣化していて、昔のブン屋なら、「かんぽの宿」問題を疑獄へと持ち込んでいるよ。

 となると、ブログのサーバーは今後、大きな役割を果たすことになる。

 一方、グーグル検索は、わしらの「忘れやすさ」を助長する。アクセス数で順番をつけたら、どうしてもそうなる。

 グーグル・アースは現に、「UFO発見!」「地上文字発見!」「アトランティス大陸発見!」といった、世界の重大事を消すかのようなガセネタを発信し続けている。

 まあ、ネタ的にはかわいいけどね。

 アメリカは「癒し」など求めていない。

 多くの人が「癒し」を求めているから、「おくりびと」がアカデミー賞に輝いたんじゃない。

 イスラエル・ロビーの狙いは、あからさまではない反ユダヤ映画の抹殺で、フランス映画にも勝たせたくなかった。反ユダヤ映画は「次点」にしてもダメ。

 大番狂わせなんかじゃなくて、アメリカ国債を買ってくれる日本の映画が浮上してくるでしょ?

 今まさに、ひょっとこ麻生は「金を出せ!」とオバマから脅されている最中なんだろうけど。

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