オリックス、宮内義彦は、郵政民営化について何もタッチしていない?
とまあ、オリックスのプレスリリースは言うわけよ。
どこまで姑息で卑怯なんだよ、宮内。
宮内は、「簡易保険を潰せ!」と叫び続けた(結果、自滅した)日本最大のロビイスト集団、米商工会議所と無関係か?
宮内のやり方はいつもそう。
たとえば、国策銀行が国有化されたときには、「ハゲタカ」とともに行動しながら、あおぞら銀行はソフトバンクの孫さんをそそのかして買わせ、自分は2番手になる。
2番手なら、批判されないからだ。
でもって、掌返し。
「孫さんは、銀行経営のなんたるかを知らない」
とか言って追い出し、あおぞら銀行の重役室に招いたのは誰?
アメリカ共和党じゃないか!?
元国会議員。ロビイストなどなどだ。
ハゲタカ斡旋業だな。
で、あおぞら銀行の経営から次第に身を引く。
今回の鳩山とのケンカも構図はまったく同様だ。
郵政民営化という、一番ホットな論争に、宮内は加わらない。
ホットゆえに激しい批判を受けるからだ。
宮内は、わからないように人を殺す。
郵政民営化で世論が二分するなか、ひっそりと、タクシー業界、トラック運輸業界への新規参入に関する規制緩和をやった。
元手がなくてもリースしたクルマで参入できるようにしたのである。
結果、どうなった?
プロのタクシードライバーはほぼいなくなった。
年金だけじゃ苦しいんで、と言ってタクシーのワッパを握っている人たちは、強盗におびえながら働いている。
トラック野郎、星桃次郎、やもめのジョナサンのプライドなど木っ端微塵だ。
セーフティーネットはここにあったんだよ。
ベンチャー企業を潰した経営者はタクシードライバーとして生き延び、再チャレンジを夢み、学歴社会の敗者は、トラック野郎という危険な仕事で高収入を得てきた。
宮内はそれをズダズダに引き裂いた。
わしは、何度も、宮内にインタビューを申し込んだ。広報は「OK」と言う。なのに、宮内は「時間の都合」と部下に言わせて、延々と逃げまくっている。
卑怯。
下品。
鳩山さんには「フォーカスが甘い」と言いたいが、ケンカはどんどんやってほしい。
いずれにせよ、金融屋の時代は終った。
トラック、タクシーのリースでオリックスが大儲けするペテンも終りだ。
宮内さん、逃げてないで、わしとゆっくり話をしませんか?
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