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2008年11月14日 (金)

消費なき社会の思想

 本当にどうなっていくのか、これが一番、興味深い。

 恐慌下でも日本シリーズが行われていた東京ドームは満員。

 これは、メジャーでも同様で、恐慌、世界大戦下、野球場に人があふれた。

 これを正しく分析した文章に私は出会ったことがない。

 高度成長期の甲子園球場、後楽園球場の写真を見てみ。ガラガラだから。

 わからん。

 経済成長が終って、「デジタル中世」になる、って言う人もいたが、急に神に祈り出した人を私は知らない。

 アメリカでは、福音派のボンクラもオバマに投票した。

 今のところ、オバマ以外「英雄」はひとりも登場していない。

 今、リーマンの元CEOの財産を狙う銀行強盗が現れたら、全米が熱狂するだろうけど、「ボニー&クライド」も現れない。

 わからん。

 今、英雄はどこにいる?

 ボクシングのヘビー級にいる?

 メジャーリーグにいる?

 アメフト、バスケットボール、欧州サッカーにいるか?

 世界最高のサッカー選手は、C・ロナウドらしいが、10億人が彼に注目しているか?

『蟹工船』やドストエフスキーが売れたのは意外だったけど、古典で、そもそも、作品自体に力があるんだから「現代思想」じゃないよね。

 寺山修司は、ハイセイコーについて、「英雄を必要としない時代=大衆社会」と定義した。高度成長期、英雄はいなくなった。

 今も、英雄を必要としない時代だ。

 それは同じなんだけど、超満員の東京ドームを見て、わしは思う。

 市場原理主義で日本人はバラバラにされたけど、その一人一人は「人間を見て感動したい」と切に願っている。その「人間」は「英雄」ではない。

 長嶋茂雄はいないけど、人間に感動したいのである。

 たとえば、西武の片岡に。

 英雄、神による「奇跡」は期待しない。しかし、人間はやり遂げる。

 これも、世界を取り戻す過程の心根、なのではないか?

 妄想かもしれないけど、それが、田んぼをいっしょに耕してくれる人、になれば、「国家」ではなく、「社会」は蘇るのではないか?

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