世界が戻ってくる!
日テレのドキュメンタリーを観た。
赤貧洗うがごとき諸君、あるのは希望のみだろう!
わしはそう思うぞ。
ここ20年、イカサマ師どもが画策した「労働市場の柔軟化」とそれを支える「働き方の選択は労働者が望んだもの」といったウソは、完全に崩壊した。
企業、イカサマ師どもが結局は豊かにならなかったんだから。
APECは「一年半後」に世界はもとに戻る、と言って閉幕したが、そんなことがあるわけがない。自由貿易、ウルグアイ・ラウンドの進展が経済危機を救う、という意見は噴飯、大ウソ、恥を知れ、だ。
わしは、グレート金山さんの記事『ラスト・ラウンド』で、こう書いた。
屋根裏の小さな窓であっても、そこを開け放てば、ただ、世界だけが広がっている。
不滅。世界だけは不滅なのだ。
その肌触りを信じた人が何人も死んだ。
今、オブラートのかかっていない、無垢の世界をわしらは取り戻そうとしている。
サッチモ・ベスト/この素晴らしき世界 アーティスト:ルイ・アームストロング,エラ・フィッツジェラルド,ガブリエル,ヴェルマ・ミドルトン |
ルイ・アームストロングは歌った。黒人差別が一番きついときに「ああ、なんて素晴しい世界」と。
元には戻らない。世界が戻ってくる。
どんな世界?
未知。いつだって未知なんだから、不安を感じる必要はないよ。
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