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2008年10月 8日 (水)

菅原文太さんに会った!

 日本映画の最後の巨星、緒方拳さんが亡くなった。

 世界経済をはじめ、気の滅入ることが多い昨今。

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著者:町山 智浩
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 この本を読んでいる。

 大いに勇気づけられた。

 今、世界は1930年代初頭にも似ているが、1970年代初頭にも似ている。

 70年代初頭、アメリカは泥沼化する戦争を続け、街には失業者があふれ、ハリウッド映画を観る人はいなくなった。

 そこで映画の革命が起きたのである。

『俺たちに明日はない』『卒業』『イージーライダー』『タクシードライバー』などなど。

 そして、我が国では、『仁義なき戦い』が公開されたのである。

 先日、わしは菅原文太さんにお会いした。

『仁義なき戦い』に関するインタビューだったのだが、テープを止めてから、文太さんは、こう言った。

 今は100年に一度の動乱期だ。

 わしが知りたかったのは、テーマが見えにくく、だからそこ、100回も観てしまった『仁義なき戦い』シリーズにおける、菅原文太さんのテーマ、主役(であり実質的な製作者)がわしに伝えたかったことは何か、だった。

 文太さんは、『仁義なき戦い』の原型ともいえる『現代やくざ 人斬り与太』の撮影中、深作欣ニ監督とこう言い合っていたというのである。

 おお。ひっくり返すかあ!!

 勇気づけられるでしょ?

 わしらも革命を起こそうじゃないの?

 ニューシネマを作ろうじゃないの?

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