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2008年10月17日 (金)

名作は非アメリカ映画にあり

迷子の警察音楽隊 DVD 迷子の警察音楽隊

販売元:Nikkatsu =dvd=
発売日:2008/06/13
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 これは素晴しかった。

 イスラエルとフランスの合作映画だが、暗喩が一杯。

 何度も戦争してきたエジプトの軍服音楽隊が、イスラエルで道に迷う、という設定自体が暗喩。

 イスラエルの格差社会、戦時経済体制も描かれていて、これはわしの推測だが、道に迷った軍服音楽隊が、ジプシーの血を引く女性に助けられる、というのも暗喩。

 何度も繰り返されるのは、チェット・ベイカーの『マイ・ファニー・バレンタイン』。

 イスラエル女性が、「私はオマー・シャリフのファン。エジプト映画をテレビで毎週観ていた」というシーンもグッとくる。

 リスペクトがあるから。

 傲慢、誇りが高すぎる音楽隊隊長の「人間には魂が必要だ」というセリフも泣けるねえ。

 無音の指揮、というシーンは我らが黒澤明へのリスペクトだろう。

 これからは、ハリウッドが映画を作れなくなる。

 わしの夢は、本で一発当てて、まず、エジプトに行き、世界を巡り、非欧米のコメディ映画レンタルショップを作ること。

 北朝鮮映画もじっくり観てみたいなあ。

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