株もゴールドも暴落だ
まず、世界同時株安。ブルームバーグの主要指数は、アメリカをのぞいて手上から下までマイナスだ。
原油先物も暴落。
ゴールドも下落。
アメリカ国債下落。
穀物市場も小麦をのぞいてすべて下落。
わが友、恐慌──これから日本と日本人の時代が訪れる8つの理由 著者:松藤 民輔 |
こんな本がありますが、騙されちゃいけませんぜ。
恐慌になれば、ゴールドを持っていてもどもならん。1929年の大恐慌時は、民間の金取引が停止された。
金本位制だったから?
違うんだよ。
英米は金本位制を捨てることで恐慌を乗り切ろうとした。
大恐慌下、ゴールドは無価値だった。
今現在、ゴールド、原油、穀物など商品に投資するファンドが次から次に解散している。その数、最終的には数十といわれている。
ありとあらゆるモノの価値が縮小、下落することが恐慌なら、今日が21世紀恐慌の第一日目なのかも。
80年代のアメリカの不況時、日本はバブル景気。日本の失われた10年はアメリカのニューエコノミー、ITバブル--といった対比もない。今日の事態は、資本主義国間の富のぶん取り合いではない。
ブラジル、アルゼンチンの株価を見たが、やっぱり、下落。
そんなさなか、政権を投げ出したヤスオ・フクダは、これで歴史に名を残した。
腰抜け、としてね(その後、「人殺し」と言われる可能性も大だ)。
米大統領選も日本の総裁選も、世界の笑いものだ。
沈没船の甲板で、熱く理想を語って何になる?
どっちが勝ってもどっちも沈むんだから。
麻生総理誕生で、株は暴落するとわしは思うよ。
総裁選、総選挙という政治の空白で、恐慌は進むよ、どこまでも。
新政権が誕生してから、「経済非常事態宣言」を出しても、トゥー・レイト。
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