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2008年9月21日 (日)

75兆円はどこから来る?

 アメリカの不良債権買取計画が、75兆円規模になるという。

 それよりも、不気味なのは、「大恐慌以来」という言葉が普通に使われていることだ。

 75兆円がどこから出てくるかといえば、国債を印刷し、ドルを印刷する。それ以外、この巨費が捻出できるわけはない。

 インフレになるよ。

 しかも、事態は、大恐慌時とはまったく違う。

 1929年、アメリカは戦勝国だったのである。

 今は、イラク戦争(そのコストはベトナム戦争を超え、第二次大戦時に迫っているという)の敗戦国なのだ。

 戦争とインチキ経済の崩壊のダブルパンチを「印刷」で乗り切ろうとしているんだから、むちゃくちゃになるよ。

 楽観論を語るエコノミストはすべて、断罪されると思うよ。

 今の株の高騰は、恐怖が去った、という情報のみでできている。

 経済を上向かせる材料は何ひとつない。皆無。

 歴史的に見れば、株は6割下落(ロシアが一時そうだった)と見るのが妥当だ。

「そうならない理由」は何ひとつない。皆無。

 ハイパー・インフレーションが来るぞ。日本にも。我が祖国は、世界一、死ぬほど、反吐が出るほど、アメリカ国債とドルを持っている。

 今、それを売って、戦争の危機に向かい合おうとする政治家がこの国にいるか!?

 売らなきゃ地獄。売ったら戦争。

 アンチ自民党の選択肢が、民主党しかなかったことを、のちの人は「バカだ」と言うはず。

 現実的な、という言葉のために日本人は死ぬことになるんじゃないか。

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