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2008年6月11日 (水)

通り魔事件 人間は流木ではない

「人間は流木ではない」(杉作J太郎さんが『平凡パンチ』最終号に書いた言葉)

 秋葉原通り魔事件のニュースを観ていて、日本人はバラバラになった、としみじみ思うよ。

 中学までは、優等生でテニスも上手。しかし、20歳からは、完全な「派遣流人」。

 仕事がイヤになったら、無断欠勤。また、住む場所を変え、派遣会社に登録。また、無断欠勤……。

 わしも会社勤めを無断欠勤のくり返しでドロップアウトした身。その空疎感はよくわかる。

 わしは編集者をやっていて、激務だったが、仕事がいやでいやでしかたなかったわけではない。

 わしが弱いだけ。

 製造業での「派遣流人」の気持ちはわからないが、おそらく、そこには「熟練」も「誇り」もなかったんだろうなあ。

 そして、流木。コンビニ弁当をつまみにひとり酒。他者と触れ合おうとする営みは、携帯サイトの書き込みのみ。早朝、「殺す!」「死ね!」と書く。

 かつて、日本の製造業は、朝礼、全員でのラジオ体操、低賃金なのに「家族」を強いる、みたいな感じで、ハリウッド映画なんかでコメディとして描かれて、冷笑されていた。

「お笑い」を「人間流木化」にした犯人だけは、わし、知っているぞ!

 宮内義彦!

 小泉純一郎!

 竹中平蔵!

「労働市場の柔軟化」という構造改革を推し進めてきた面々だ。

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