民主党の「小泉・竹中」ファンって誰?
原油価格、1バレル120ドル突破!
皆さん、明日の日経平均株価が楽しみですなあ。
今回のインフレ、一体、どこから語りおこしていけばいいのか、さっぱりわからんが……。
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エコノミック・ヒットマン 途上国を食い物にするアメリカ 著者:ジョン パーキンス |
この本では、新自由主義者たちのミッションは、OPECの結成から始まった、とされている。
「石油の価格は産油国が決める」という、まっとうな意見が出てきてから。
そこからは、戦争、暗殺の歴史であり、近代国家建設のために、米英の企業にオイルマネーを還流させるシステムが作り上げられてきた。
そのシステムの最も「美しい」形がサウジアラビアで、だから、サウジアラビアの「テロリスト」は、世界貿易センタービルとペンタゴンを攻撃した。
暴論すれば、原油価格120ドルは、植民地支配の終わりを象徴しているのではないか?
だって、シティグループのアホがこいた大損を中東の国家ファンドが助けているのが現状なのである。
富める者が貧しき者を助ける。美しい話じゃないか?
少なくとも、後期高齢者(イスラムでは長老だ)から金を自動的に搾り取っている我が祖国では絶対にない美談。
貧乏人を食い物にした米英のファンドに対する逆襲が始まって、植民地だった産油国は、石油の値段を史上初めて自分で決めたのである。大量虐殺も暗殺もなしで。
これが「神の見えざる手」だ(多分)。
よかったやないか!?
120ドル、喜んで払おうやないか!?
自爆テロという手段しかなくなった世界の貧しさ、絶望(宗教じゃないぞ!)のために。
120ドルは今、「死」を考えるためのメジャー(ものさし)だ。
中東の産油国のほとんどが民主国家じゃない?
暴力でそうさせてきたのが、米英じゃん!
「インテリジェンス」だとか「国家とは?」だとか、そういう元高級官僚、大マスコミ人の本なんか読むな! あいつら、ミッションの手先なんだから。
で、『報道ステーション』を観ていて驚いたのだが、小泉くん、小池くんとの飲み会にのこのこ出かけていって、
「私は、小泉・竹中御両人のファンです」
そう言った民主党議員がいるらしいが、誰なんや!? 名を名乗れ!
ミッションは完全に終ったのである。
このアホ民主党議員より、わしは少なくとも、Jパワー買収に動いた英ファンドを規制した福田くんを支持するよ。
アメリカでは、オバマ当選の熱狂の後。我が祖国では、政権交代の興奮(熱狂はせんだろうから)の後。その後の世界はきっとおもろいことになるよ。
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コメント
民主のそのアホは前原です。
投稿: ロン | 2008年5月 8日 (木) 15時38分