世界金融システムの未来は明るい(かも?)
http://www.asahi.com/politics/update/0412/TKY200804120156.html
知らなんだ。
こういう動きもあるんですなあ。
「アタック」なんかの集会に行って、がっかりの連続だったのに。
谷垣くん、島津くんの参加にもびっくり。
まあ、このご両人、税金をもっと取りたくてしょうがないのかもしれんが。
潮目は完全に変わったよ。
アメリカは見捨てられ、ヨーロッパ型資本主義がユーロ高とともに台頭。
いいことです。多分。
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サブプライム後に何が起きているのか (宝島社新書 270) (宝島社新書 270) 著者:春山昇華 |
これをジュンクで座り読みした。
ほとんどの経済学者、アナリストが「判然としない」と言い続けるなか、やっと本質論らしきものが出てきた。
世界最大の金融グループ、シティを救ったのは、イスラム圏のファンドなのだ。
アブダビ金融庁(だっけ?)のお金は、アメリカ型の融資であるとされているが、この救済策をきっかけにイスラム銀行の考え方が世界をリードしていくことになるんじゃないか!?
全世界的に、シャイロック型の金融システムが危機にさらされるなか、イスラム銀行の破綻って少なくともわしは聞いたことがない。
明日、生まれる羊を考えて取引をしてはならない(だっけ?)
偉大なるアッラーの教えは、21世紀の100年をリードする投資の金言となるのかもしれない。
さて、大不況でインフレ、というオイルショック時のような状況。これも歓迎すべきなんじゃないか。
WTIという、世界の石油生産量の1%にもはるかに満たない西テキサスの原油を巡るギャンブルが最終局面を迎えている。
現物である原油の産出量の100倍を超えるカネがシキに張られ、誰も賭場の席を立てない状況となっているのだ。
笑っているのは誰か?
原油価格が跳ね上がってシティ・グループに金を回せる余裕のあるイスラム圏の産油国。今日のNHKスペシャルで言論弾圧を告発されたロシア、などなどだ。
「この国々は民主国家ではない」と批判する人はおめでたいだけだ。
アメリカは、世界に民主主義を輸出する、と称して、南米の民主主義者を何人暗殺した?
そのインチキが、暴かれようとしている。
自由競争の果て、「神の見えざる手」を信じた挙句、池袋駅前にイスラム銀行ができる。
トゥーレイト!
何人の罪なき人が殺された!?
その思いもあるが、わしは歓迎する。
アッラー・アクバル!
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