オバマさん、今度はいいことを言った
この発言、どこか間違ってるか!?
「ペンシルベニアの田舎町の人々は、失業に苦しんだ結果、社会に怒りを持つようになり、銃や宗教に執着するようになった」
この、オバマさんの発言に怒り狂った人は、「人々と言うな!」ってことでしょ?
銃や宗教に執着している人は、「少数派だ!」と言いたいわけでしょ?
アメリカの最大の問題はここだ。
マイケル・ムーアが言っていたように、「みんなでひとつの船に乗っている」って感覚がゼロなんだよ。
「私は違う!」というヒステリックな叫びが、民主主義を押し流してしまう。
BSでインターネットと子どもの関係を描いたアメリカのドキュメンタリーをやってたよね。そのなかで、優等生の母親で、白人で、ブロンドでPTAの会長をやっているおばさんが、息子が行ったロック・コンサートで未成年が飲酒しているユー・チューブの映像を息子のクラスの母親たちにメールで配信してしまうシーンが出てくる。
息子の友達がそれでどんな目に会うか、まったく考えずに。
「こんな不良はうちの敷居はまたがせません!」って、それだけなんだよ。
みんなひとつの船に乗っているのに。
私事だが、うちの母親はまったく違ったね。
わしの友達のダメ人間が、煙草とか万引きで処分されるたびに、高校に文句を言いに行っていた。
ダメ人間のために。
そんな母親も後期高齢者……。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント