ヒラリー、大ピーンチ!
ロックフェラー議員、オバマ支持を表明!
ヒラリーの応援団長のニューヨーク州知事、コール・ガールに800万円を遣って辞任!
ヒラリーの選挙参謀が「オバマが黒人でなかったら今の場所にはいない」と大失言!
特に、ロックフェラーの突然の掌返しは大ショックだろう。
哀れヒラリー、まわりの男はみんなエロ親父じゃん。
勝負あった、という感じですかねえ。
でもね、ウォール街の代理人が必ず大統領になる、と仮定して、当のウォール街はどうなのよ。
ヘッジファンドが閉鎖を発表するし、銀行は破綻し始めているし、住宅ローンだけじゃなくて、消費者ローン、学生ローンも破綻寸前だ。
投機マネーはすでに財務省債権に向かって雪崩を打っておる。石油、穀物先物もバブル崩壊寸前だ。
大赤字の国家の債券を買うしかない?
これを、投機の終わり、と言うのである。
異常な円高だって、説明は簡単。
FRBが、困っている金貸しに、ドルを印刷してくれてやる、って発表したんだから、ドル紙幣一枚の価値は下がるよ。
金融システムを守るために、紙幣の価値を破壊する。
本末転倒とはこのことだ。
金融システムなんて、歴史上、何度も崩壊してきたのである。
昨日のニュースで言えば、新銀行東京のビジネスモデルは真っ赤なウソだったし、新生銀行は本社ビルをアメリカのファンドの叩き売って、やっと、連続赤字を免れた。
そもそも、銀行というビジネスモデルが成立するのなら、なんで三井と住友が合併しなきゃならないの?
ビジネスモデルとして正しいなら、80年代に無数にあった日本の銀行がなぜ、消えてしまったのか?
我が国もまた、金融システムの崩壊を経験してきているのである。
歴史的に見れば、岩崎弥太郎が設立した日本初の商業銀行も、いきなり経営危機に陥っている。
そんなデタラメな世界の代理人がバラク・フセイン・オバマ!?
オバマくんに自覚はあるのだろうか。
ものすごくむずかしい経済政策を強いられることを。
投機にしか能がなくて「上がるのならどこで行くぞ!」って、主食やガソリンを値上げさせるアホども。
これがインフレの第一段ロケット。
でも、こいつらを助けてやらなきゃいけないんだよ、オバマくん。
助けるためにドルを刷りまくる。
これがインフレの第二段ロケット。
サブプライム関連商品をアメリカ国債、財務省債権と交換して、アホ・ブッシュが生んだ莫大な財政赤字を天文学的に膨らませる。
これがインフレの第三段ロケット。
次期大統領はどういう経済運営をすればいいの?
大恐慌となれば、歴史的にみれば、資源を奪うためにロシアと戦争をする、くらいしか活路はないんじゃないの。
もうひとつの道は、まず、穀物相場に雪崩れ込んでいる投機マネーを規制することだ。「総量規制」じゃないぞ。穀物への投機は、国民の命をコマに博打を張っていることなので、この取引から課税していくのである。テラを国家が取る。
わしら、競馬ファンは1ベット25%ものテラを取られても楽しいんだから、1%の課税でも優秀な金融工学者が「どもならん」とはならないはず。
80年代の最大の謎は、「カジノ資本主義」と呼ばれる状況が出来上がっているのに、誰もこのシキ(賭場、カジノ、市場、なんでもいいや)から、「テラ5分」を取ろう、という発想が国家に生じなかったことである。
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