シェイクスピア・ドクトリン
ダウ続落。
日経平均大暴落。
香港の株価はもう目も当てられない。
中国、インドだって、暴落でしょ。
諸君、これを「恐慌」というのである。
グローバルなインフレと不況。恐慌じゃん!
何が引き金を引いたのか?
アメリカの住宅ローンだ。
ようするに金貸し。
400年前、シェイクスピアが『ベニスの商人』で警告したことは、まんま400年生きている。
人間は何のために頑張るのか、ということだ。
シェイクスピアは、はっきりと、人間は人間のために頑張るんだ、と書いた。
400年後の今、何が起こっているのか。
世界で一番、情報収集能力があって、乗組員も優秀で、最新の装備を持った(イージス艦じゃないぞ)札束の塊(ファンド)が人間を無差別殺戮している。それが現実だ。
福田くん、抵抗したまえ。抵抗するさまは見ていてやるがもう遅い。
日銀総裁の後継が決まらないのは、絶好のチャンスだろう。
日銀総裁は、ここ30年、全員が間違ってきたんだから。
武藤くんは、竹中平蔵と同様のサプライサイド経済学信奉者。
副総裁候補は、「インフレターゲット」論者なんだぞ。
にらひと束、250円になったこのご時勢に。
わしらを貧困の陥れたのがこの連中。この連中が、政府系ファンド設立を画策している。わしらの税金で。
諸君、食卓の上に財布の中のお札を置いて、じっと見つめてみてください。
大きな金が小さな金(利子)を生みますか。
それを見たことがあるか!?
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コメント
アメリカが今までの累積赤字を世界中に押しつけるために大恐慌を引き起こす。新しい大統領で新しくやり直すために、膿を出して、国も会社もサブプライムを利用して悪い決算を出してくる。そして大恐慌が世界を巡る。身軽になったアメリカは新しい大統領で疲弊した世界のリーダーシップをとる。こんな筋書きが見えますなあ。これからも鋭い視点での経済評をお願いします。
投稿: 落語者 | 2008年3月 8日 (土) 08時52分