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2007年12月 3日 (月)

ありがとう、小橋建太! 涙が止まらんよ

 死との対話が、2万人の娯楽になることはこの国では絶えなかった。

 武道館は満員で薄暗く、テレビ放映は日曜日の深夜2時過ぎ。

 すべての優れたプロレスは死との対話だ。

 みんな死んだ。死ぬようなことをして生きているから。

 死にかけたって、ショーマストゴーオンだ。

 死ぬようなことをするから、みんなプロレスをバカにする。

 死との対話だから、わしのような大のおとなが泣く。

 小橋建太選手に対して、わしは批判的な記事ばかり書いてきたから、昨日の試合をレポートしてお金を稼ぐ資格はない。

 わしはノアにレスリングを見出してきた。それが核としてあるから、ノアが好きだ。

 わしはプロレスを腑分けしたかった。その過程で、小橋建太選手のムーブは、プロレスの核じゃない、と考えた。

 小橋選手へのわしの批判記事は、秋山潤選手からも高山義廣選手からも意見された。

 意見されて、わしはますますノアが好きになった。

 彼らの意見は、小橋建太こそ、プロレスの核だ、ということ。

 わしの意見は、レスリングのテイクダウンから入らないプロレスは、最後には残酷ショーか家族や金をめぐるドラマに成り下がり、人が死に、ネタが尽きたら飽きられて終わりだ、といったようなことだった。

 この議論も昨日の小橋建太選手を見たらどうでもいいよね。

 死病に冒され、絶望しても、緑のリングを瞳に映した小橋建太選手は「プロ」以外のなにものでもなかったもの。

 死との対話は、今、生きている、ってことである。

 負けたけど次がある(高山義廣)。

 明日がある。

 ショーマストゴーオン。

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 おはよーございます、今朝は雨。いきなり降りだしましたよ。……かなり冷え込んでいます。まぁ、午前中で止むそうですがねぇ。 [続きを読む]

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