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2007年12月25日 (火)

書評家、太田光さん

 困る。本当に困る。

 爆笑問題の漫才は大好きだが、今年のお正月以来、見ていない。

 で、太田光さんの才能に出会えるのは、政治家出演バラエティー、クソ面白くもねえ小説の帯、そして、書評である。

 でもね、『現代』12月号の書評はなんなのよ。

 ひとことで言えば、ダメ原稿の典型。

 自分はこうなんだよねえ、しか書いていない。

 絶賛してるが、どんな本なのかさっぱりわからない。

 つまり、本に対する愛がない。

「息を飲むほどの素晴しい仕事」?

 なんだって、面高直子さんの『ヨシアキは戦争で生まれ戦争で死んだ』(講談社)は。

 どこがどう素晴しいの?

 太田さんは書く。

<敢えて言うならそれは”戦争に愛がなかったはずがない”ということであり、”戦争は美しいものも生んでしまう”ということだ。>

 敢えて言うな! 当然でしょ。人間が死と真正面から向き合うのが戦争で、すべての価値は死と向き合うことで洗いなおされ、だから、クリエーターは何度も何度も戦争を描いてきた。

 なんか言ってるつもり、なんでしょう。これで。

 北野武さんの映画、劇団ひとりさんの小説、太田光さんの日本国憲法本……。

 丹念に磨いた仕事だけ発表しましょうよ。

 頼む。板の上の芸だけやって。

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