« さあ、JC! | トップページ | 投資ビークル »

2007年11月28日 (水)

アブグレイブ刑務所は臓器摘出センターだった!?

 火曜日は、池袋西口ツタヤの半額デー。ものすごい行列に並ばされたが、『イラク-狼たちの谷-』を借りる人は一人もいねえ。

 面白いよ、この映画。「トルコのランボー」と言われている通り、撮り方はハリウッド・アクションなんだけど、いきなり、結婚式をやっているクルド人の子どもを米兵が殺す。

 祝砲を打っただけで、「テロリストを育成している」と米軍が判断したらしい。

 参列者はコンテナに入れられてアブグレイブ刑務所に連れて行かれるのだが、運転してる米兵が、「窒息死してしまいますよ」と言うと、上官が、コンテナを自動小銃で撃ちまくる。

「空気穴を開けてやったんだ」

 全員虐殺状態で刑務所につくと、アメリカ人医師が怒鳴る。

「生きたまま連れてこないと臓器の摘出が出来ないじゃないか!」

 すげえ! で、この狂った医師を演じるのが、『ビッグウェンズディ』でデビューした役者なんだな。

『地獄の黙示録』か!?

 主人公は、トルコ人の元特殊部隊のやり手、って設定なんだが、この役者、2001年9月11日にニューヨーク行きの飛行機に乗っていたビジネスマンだった、というのもわけわからん。アメリカで大儲けしようと思ったが、テロ事件で祖国で生きることを決意し、なぜか、『狼たちの谷』というトルコのテレビシリーズの主役に抜擢!?

 でも、皆の衆。考えてもみてくれよ。この5年、シナリオライターは、アメリカ擁護の脚本を書くのと、反米映画の脚本を書くのと、どっちが楽?

 やっと、イラク戦争のダークサイドを描く映画がハリウッドからも生まれて来ているが、私らからすれば、「この程度の真実がアメリカ人にはショックなの?」と逆にショックを受ける。

 日本人にとっても、見たくない映画なんだろう。

 でも、これがグローバルな世論なんだと私は思うぞ。

|

« さあ、JC! | トップページ | 投資ビークル »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/81762/9147269

この記事へのトラックバック一覧です: アブグレイブ刑務所は臓器摘出センターだった!?:

» イラク-狼の谷-06年/トルコ セルダル・アカル監督 [トーキング・マイノリティ]
 日本では滅多に公開されないトルコ映画、さらにイラク北部を舞台にした反米アクション映画である。チラシにはこう紹介されている。−2006年2月、トルコで1本の映画が封切られ、瞬く間に記録的な大ヒットとなり、国中を席巻した。トルコ映画史上最大の制作費(13兆4500万トルコリラ/約1,000万米ドル)をつぎ込み、公開前には首相を始め閣僚たちも鑑賞。国内最大規模480スクリーン、シネコンのスクリーンを埋め尽くすほどの勢いで公開されるやいなや、連日映画館には凄まじい行列ができ、封切から一ヶ月で4百万人を動員... [続きを読む]

受信: 2007年11月29日 (木) 21時40分

« さあ、JC! | トップページ | 投資ビークル »