競馬にも夢はある
岩田騎手は何をやっている!?
怒鳴り散らしているドロ親父も多いことと思う。
園田の2番手が、40億の馬にまたがる王室お抱えジョッキーになったんだから、それはそれでシンデレラストーリー。
でもね、「豊さんと比べられたら、俺はまだまだなんで」という岩田騎手の言葉の意味がわかった。これ、謙遜でもなんでもない。
岡部騎手は、「馬中心主義」と言ったが、岩田騎手もそう。
武豊騎手は、馬&ペース&馬場&相互作用&複雑系&……と、無限に競馬を考えてきたんだと思う。膨大に考えて、バシバシ切り捨てて、騎乗法をシンプルにしようとはしない。また、別のことを考える。結果的に却下となることを考え続けてきたんだと思う。
まさに稀有なジョッキー。だから天才なのである。だから、岩田騎手、アドマイヤ、ドバイの王様にリベンジできる。メイショウサムソンに一番強い勝ち方で勝たせることができる。
岩田騎手は、「この馬が一番強い」と言った。そして、負けた。
今回も「眺めのいい位置取り」で、メイショウサムソン、ダイワメジャーを見て、ゴーサインは一番最後で……。
騎手として間違いは何もない。
つまりは、馬優先主義。
前日の嵐の中、岩田騎手は何を思っていたのか。武豊騎手は?
いずれにせよ、今年の競馬はここ10年で一番、面白い。
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