« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »

2007年8月31日 (金)

BSN賞は消耗戦

『小説宝石』に世界のコメディ映画(北朝鮮もセネガルも)についての記事を書きました。面白いので読んで下せえ。

http://www.kobunsha.com/CGI/magazine/hyoji.cgi?sw=index&id=013

 さて、ひでえ目にあった夏競馬も最終週。ラップタイム作戦も実を結びつつあるんで、最後はビシッと万馬券……。

 おろ?

 JRAの番組は本当に謎だ。BSN賞は一昨年はこの時期にやっていないし、小倉メインの小倉日経賞ってなんだ!?

 去年までの小倉日経オープン? でも、去年までは芝1800のオープンレースだったんじゃあ?

 ラップタイム、調べようがございません。カタオカケイタさんの本を読み直そうかな。

 BSN賞の過去4レースのラップの特徴は、上がり4ハロンから3ハロンでペースがガクッと落ちて(去年だけはここでペースが上がった)、2ハロン目はそのままで、最後200メートルでまたガクッと落ちる。

 典型的な消耗戦である。

 一番人気は⑤トロピカルライトですか。この馬、2走前はこの流れで穴を開けているが、もっと注目しなきゃいけない馬がいる。

⑪エアアドニス。

 この馬は、消耗戦になればめっぽう強い。前場がバテバテになったところを上がり3ハロン35秒台の強烈な末脚で突っ込んでくる。

 ここはラップタイム理論馬単も買ってみる。

新潟11レース

⑪単

⑪-⑧⑫⑮

10レース

⑮単複

12レースは勝負レースだ!

⑩単大勝負!!

⑩-③⑤⑥⑦⑨

札幌9レース

⑨単複

⑨-②③⑧⑩⑪

10レース

⑬単複

⑬-①②⑤⑪⑭

11レース

⑨単

小倉10レース

⑦単

⑦-③④⑤

11レース

③単複

9レース

⑦単複

 株価の動きがまったく読めません。ブッシュが政治介入するらしいが、それこそ、ドル支配の終焉、世界大恐慌の始まりかも?

嘘つき大統領のデタラメ経済 Book 嘘つき大統領のデタラメ経済

著者:ポール・クルーグマン
販売元:早川書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (1) | トラックバック (1)

2007年8月26日 (日)

地上最速の名は、タイソン・ゲイ

 速い。速いっスよ。ほんと、速い。速いと思わんかね皆の衆。

 タイソン・ゲイ。名前も地上最強だよ。

 ところがこっちは、ユメノシルシなんていうふにゃふにゃな名前の馬に勝たれてしまい、トウショウヴォイス、一歩届かず。

 じっと手を見る。

 阪神もあと一本でねえし。

 ゆんべ、林威助がここで打てばわしの人生はなんとかなる、と祈って、低めの難しい球を犠牲フライにしたときは、

 楽しき哉、人生!

 だったなのにな。

 ま、あの半馬身差がわしの人生なんでしょう。何度も何度も刻み込まれた。村山と江夏がいて優勝できない阪神のような。

 だから、飲む。飲んで……どもならんけど飲む。

 わはは。

 タイソン・ゲイの満面の笑み、見た?

 地上最強は、少なくともキュートじゃねえ。

 わはは。

 内藤大助、卑怯に勝て。

 わはは。

| | コメント (3) | トラックバック (1)

2007年8月25日 (土)

ラップタイム作戦、失敗

 でも、大ハズレでもねえと思うのよ。オークス3着で断然人気の⑨ラブカーナはやっぱり流れが合わなかったし、⑥アミュレットももうちょいで馬券になっていた。勝ったレインダンスは、しまいばたばたの展開は得意だし。

 明日の重賞も行きましょう。

 まず、過去2年の新潟記念のラップ。

12・6-10・9-11・5-11・5-11・8-12・3-11・9-11・7-10・6-12・4

13・2-11・8-12・2-12・2-12・8-12・5-11・4-11・3-10・4-12・3

 やっぱり、新潟の外回りはアバンギャルドである。上がりの3ハロンが、じわじわ、びゅん(瞬発力争い)、ばたばた(消耗戦)と変わる。

 こういうラップはまれで、瞬発力勝負だけでは決着がつかず、バタバタになったところで勝ちきる馬は、18頭中7頭に絞れる。

 3ハロンの真ん中にものすごく速いタイムが刻まれたレースで2連対しているのは、昨年の覇者、⑫トップガンジョーと⑧ニシノナースコールだけ。わしは、前走、同じ新潟、同じ流れで勝ち切っている⑦トウショウヴォイスで大穴狙いじゃ!

新潟11レース

⑦単複

⑦-④⑥⑧⑩⑫⑱

10レース

⑦単複

⑦-⑥⑬⑱

9レース

⑩単複

⑩-⑫⑰

12レース

③単

 キーンランドCは、うって変わって、上がりの4ハロンの時計がほとんど変わらない平板なレース。流れがピッタリな⑬シンボリウエストが馬券になる!

札幌9レース

⑬単複

⑬-①⑥⑦⑩⑭⑮

10レース

⑨単複

⑨-⑤⑩⑪⑭

11レース

⑨単複

12レース

⑧単

⑧-②③⑦

小倉10レース

⑫単複

11レース

⑪単複

⑪-①④⑦

9レース

⑦単

⑦-③⑨

 いやあ、すごい試合で阪神、連敗脱出。

 林威助、ブラボー!!!!!!!!!

http://www.bunshun.co.jp/mag/number/index.htm

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007年8月24日 (金)

強行開催で大荒れ?

 感染源はおろか、インフルエンザの型も特定できないまま、開催を強行ですか。

 不祥事続きの農水省。このまま、フェードアウトしてくれればいいんですが。

 というわけで、予想。はずれたら、みんなインフルエンザのせいだ。

 ブラッドバイアスも騎手作戦もイマイチなんで、今週から発想を変えて……。

 新ラップタイムの研究。

『競馬最強の法則』最新号の影響か。

 そのとーり。ただで送ってきてくれるからね。

 で、新潟メインは、いきなり、いい教材だと思うんスよ。

 三面川特別の過去の2レースのラップ。

12・0-12・1-12・2-13・1-13・0-12・2-10・9-10・7-11・5

13・1-11・7-12・1-12・8-12・6-11・6-11・6-10・2ー12・3

 アバンギャルドなラップでしょ。絵に描いたような変則ペース。

 1昨年は、1000メートルをすぎたところで、1秒も速くなって、最後の1ハロンは1秒1も遅くなるばたばたの消耗戦。去年も最後はばたばただ。で、ともに馬単万馬券である。

 新潟外回りは瞬発力勝負、サンデーサイレンス産駒、といった常識は木っ端微塵に破壊されているのである。

 1番人気は⑨ラブカーナなんだろうけど、やっと勝った前走は、上がり4ハロンのタイムがほとんど変わらない平板なレース。前々走のような乱ペースになったら勝ち切れない、と見るのが妥当だろう。

 私の本命は、前走、むちゃくちゃな乱ペースをレコードで勝った①パーフェクトジョイ。どんなペースになっても、上がり3ハロン34秒台で突っ込んでくる。

 大穴は⑥アミュレット。変則リズムじゃなきゃ盛り上がれないヨースケ・ヤマシタみたいな馬である。

新潟11レース

①単

①-⑤⑥⑨

10レースは勝負レースだ!

⑥単大勝負!!

⑥-②③⑫⑭

9レースも勝負レースだ!

①単複大勝負!!

①-②④⑫⑬

札幌9レース

⑫単

10レース

②単複

②-①③

11レース

④単

④-①⑥⑧⑨⑬⑭

小倉10レース

④単

11レース

②単

②-①④⑧⑨⑪⑫

9レース

⑮単

⑮-①②③④

 安倍くん、今度はインドで粗相。ところで、原発は売り込めたの?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月20日 (月)

マット・ディロンがブコウスキー?

 で、恋愛映画なんだって?

 あほか。

 御大が死んだからこんな企画が通るんだよ。

 キース・リチャーズとハーベィ・カイテルに断れたら、『自転車泥棒』みたく素人でやれよ。

 絶対金払って観にはいかん。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

バカ映画を観て知ったこと

 そろそろ、『小説宝石』が出る頃なんで、宣伝。

 私は世界のバカ映画について書いた。

 初めはエジプト。この地はコメディ映画の宝庫である。砂漠にお笑い資源はいくらでもあるのだが、これを日本の映画会社は紹介しない。

 エジプトはどこにある?

 アフリカ大陸である。

 しかし、ほとんどの欧米人はエジプトを「アラブ世界の国」と言う。

 なぜ?

 フランスの植民地だったセネガルも国民のほとんどがイスラム教徒である。

 マンベティ監督の『ル・フラン』『太陽を売った少女』は本当に素晴しい映画で、今回の取材の最大の収穫だったが、映画の背後に通低音のように流れているのはコーランだ。ジャスサックスとイスラム経典とアフリカの民族楽器が混在とした音楽がまず、私を直撃した。

 マンベティ監督は「アフリカで初めてコメディ映画を作った監督」と「アフリカ映画祭」のパンフレットには書いてあるが、エジプトは映画創世期からずっと100年近く、コメディ映画を作り続けてきた国である。

 セネガルがアフリカでエジプトはアラブ?

 まず、この線引きが私にはわからない。

 実際、私が取材したアラブ人ジャーナリストは、インドの『ナトゥ 踊るマララジャ』のように、エジプトのバカ映画を日本に紹介しようとしていた。長すぎる、という理由で編集作業に入っていたとき、「9・11」が起きた。その映画はカナダのトロント映画祭で上映されたが、外国から映画祭に来ていた人のほとんどは帰れなかった。

 そして、エジプトのバカ映画を日本に紹介しようとしていたアラブ人ジャーナリストはこう言われた。9月12日、ただ一言。

「この話はなかったことに」

 アメリカ人が死んで、作品はイスラム圏のバカ映画だったから。

 こんな風に多くの映画が消された。エジプトが「9・11」に何の関係がある?

 ところが、3年ほどすると、ディナー、映画、その後の一杯を甘受できる欧米人、日本人はこう言ってくるんだな。

「イスラムの国の映画が見たい」

 勝手だね。

 結果、2006年「アラブ映画祭」で、日本人はアーデル・イマームの『テロリズムとケバブ』に笑った。連日満員の盛況だったとか。お蔵入りしていた『カンダハール』も全世界で上映され高い評価を得た。

 でも、諸君。諸君は、アラブ映画を観たことある?

 グローバリゼーションとは、アラブのバカ映画を観ることができること、と私は考えている。しかし、アメリカの映画ロビイストは強力で、映画大国フランスですら上映される映画の8割がアメリカ映画、という現状が続いている。「文化にお金を出す国」の代表であるフランスは、アフリカの最貧国ブルキナファソに資金援助し、アフリカ最大の映画祭の運営に協力している。マンベティ監督が死んだのも、『ル・フラン』で痛烈に批判した旧宗主国フランスのパリだった。そして、マンベティ監督がまだご健在だったら、多分、私はフランスまで行かないと『ル・フラン』のDVDを手に入れることはできなかった。

 グローバリゼーション?

 米英仏の、ただ下品で、ただ無謀で、ちっとも笑えない映画しか観られないこの国で、誰がどの口でそんなことを言っているのか。『ジャッカス』? 『ボラット』? そんなんより、北朝鮮の『わが家の問題』の方が100倍面白いよ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

一番面白い漫才

 夏の終わり、ゴールデンタイムの安い特番がいいねえ。

 昨日はUFO。そんなんCGにきまってんじゃん、と、例のKGBフィルムの使いまわし。安い。結局、メキシコのボンクラヤングがエイリアンに腕つかまれた、って携帯動画(これも新ネタじゃねえだろ!?)のみ、信憑性あり? 放射能検知? すげえ! 矢追純一さんは泣いているよ。

 今日は漫才。2時間特番だから期待していると、2時間もあるのに中川家の漫才をカットすな! プライドのパクリの前フリ、入場シーンはいらんねん! わしはじっくり漫才が見たい。

 テレビでのネタの短縮はどんどん進んでいて、これじゃあ「象さんのポット」の出番はないよ(てゆーか、象さんのポットはもうかたぎか)。

 そんななか、「間」で笑いを取って、間からめちゃくちゃなナンセンスに持っていったフットボールアワーはすごい。苦労するだろうけど、「それでもテレビでネタをやってほしい芸人」であり続けてほしいよね。

 博多御両人もわらかしてもらった。ほんま、おもろい。

 チュートリアルもコメディの王道ですな。

 漫才師になりたくてなれなかった私は、お笑い芸人は無条件に尊敬するのだが、ハタと気づいた。

 私が一番笑った漫才コンビは、テレビから消えている。

 ティーアップ、梅田花月で元気にやってまっか?

 矢野・兵頭、ライブに客は入っている?

 夢路いとしさんは「私ら二番手でええんです」と言っていたが、テレビでレギュラー張れない中川家はやっぱ、カットされとるわけよ。

 ティーアップも矢野・兵頭も「わしらが世界一面白い」と思っているはず。その自信はかつて、「2番手、3番手でええやないか」となっていたはず。そのあと、トークもやらない『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』を観るとつらくなる。

 くさらずにやってくれ。わしも金ができたら観に行くから。

| | コメント (1) | トラックバック (2)

2007年8月19日 (日)

映画『光の雨』

 競馬がないので急にヒマ。ヒマなんで、競馬予想にコメントをくれる、実は映画狂のレイモンさんがくれたDVDを観る。

『光の雨』高橋伴明監督作品だ。

 で、カミサンに聞かれた。

 高橋伴明って、名前は聞いたことあるけど、何を撮った監督?

 伴明の代表作? 伴明はピンクもロマンポルノもたくさん撮ってるけど……うーむ、代表作ってなんなんだろう?

 ゴジには『太陽を盗んだ男』っていう、面白い映画があったけど。

 私がおぼえているのは、大学の同級生だった井上雅之くんが出た『歓びのあえぎ 処女を犯す』だが、この映画を語る人はネットでもほとんどいないんではないか。

 で、『光の雨』。連合赤軍事件の映画だが、まず、ほめとこう。さすがに高橋監督、伊達に映画を量産していない。2時間を超える映画だが、私は退屈しないで観れた。映画版『大奥』とか『日本以外全部沈没』とは違うよね。

 これを撮りたい、という熱い思いがある。

 でもね。熱い思いは結局、『インターナショナル』を今の若いボンクラに歌わせたいだけなんだよ。

 全共闘世代の監督は、「消えます。映画のために」って行って逃げちゃうんだが、理由はセクトの内ゲバでしょ。

 私は高橋監督より若いけど、この時代感覚にはついていけない。

 連合赤軍のリンチ殺人と内ゲバ事件は関係ないでしょ。

 関係あるとしたら、次の一点。

 私は内ゲバ全盛期のセクトからオルグを受けてたけど、私がいつも言っていたのは、「だったら、一回ぐらい、市街戦をよれよ」ってことだった。赤軍派は集会で目撃した程度だが、かっこいいことを言っていた彼らも一度も東京で銃を撃っていないでしょ。

 もちろん、私は銃を撃たない。撃ったら、ものすごくいやな思いをして、ものすごく後悔するだろうから。

 全共闘世代は人口的に多数派だが、東京で銃を撃ったことがない。多数派が「革命をやる」って大見得切って、権力に対して暴力をふるわない。なぜなら、彼らにはまだ、希望があったから。暴力をふるったら、損だとわかっていたから。

 9・11以降に撮られた映画なんだから、「テロ」と「希望」のことを描くべきでしょ。

 連合赤軍事件を現代の「いじめ」問題とリンクさせるのは、むずかしい、というより、ハナッから無理だ。

 日本人の民族性?

 そういう論点になったら、さらにややこしい。

 パレスチナ問題は、連合赤軍事件のまさに同時代の事例だった。

 テロリストには「希望」がない。希望がないから、テロに走り死ぬのである。未来も革命後の理想社会も歴史も歴史的必然も科学的帰結もないから、テロリストはテロリストになるのである。

 だから、赤軍派の数人は中東に行って「お前ら、戦う気、あんの?」とイスラム戦士から一喝された。

 戦う気なんかねえんです。なぜなら、日本人にはまだ「希望」があったから。

 でもね、それは大学に行けたエリートだけだったのかも。それを描いたのが笠松和男ら70年代の東映の映画人だった。

 広島極道はイモかもしれんが、旅の風下ににゃあいっぺんだって立ったこたあないんじゃけん。

 違うか。違うような気もするが。

 これが民の声だというのか。そうであるなら1億人が間違っている。

 これも違うな。

 やめえ、朝鮮人の血だけはいやじゃ!

 ようわからんけえ、歌を歌おう。

 極道にゃ、極道にゃ、明日がないよぉー。仁義も筋目もあるもんか。命仕掛けのぉー、一発花火だよう。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年8月18日 (土)

林威助です。絶対。

http://www.bunshun.co.jp/mag/number/index.htm

 読んでくだせえ。

 阪神は、やっぱ、林。あの地面ギリギリのボールを犠牲フライにするんだから、すごい。すごすぎる。

 しかし、久々、競馬予想に全力を投入するはずが、開催中止。

 スーパーで半額のホタテのおつくりで焼酎。

 ちなみに、札幌記念は、新ラップ理論で、本命サクラメガワンダーから、アドマイヤフジ、シルクネクサス、メイショウカイドウ、モノポール、って予想を火曜日にしていたんですけど。新理論、試そうと思ってたんスけど。

 うーむ。メイショウサムソンもインフルエンザ感染ですか。この時点で、JRAの馬、ほぼ全頭、感染していると考えるべきだと思うぞ。

 ディープインパクトのあほらしかった日の丸イベントで、やっぱ、凱旋門賞をめぐるお祭りも終ったのよ。教訓だったのよ。

 北極の氷があんなに減って、宮古島近隣のサンゴが真っ白になってんだから、馬インフルエンザの新型が現れて何の不思議がある? 鳥インフルエンザが人を殺したんだから、新潟競馬場のコース脇で大口明け、毛穴開きっぱなしで、「うぉー」っつってる親父がインフルエンザにならないっていう保障がどこにある? 暑さだけじゃなく、金銭面でも弱っているんだぞ。

 追い討ちをかけるように、アメリカで土地バブル崩壊だ。

 貧乏人相手の商売で、初め低金利で、そこを払ったら金持ち扱い、なんて話がどこにある? 詐欺以外のなにものでもないよ。

 プラス、円キャリートレードの崩壊。

 よって、円高。

 よって、トヨタ、ソニー株の大暴落。

 結局、一番損をするのは日本人、という構図は20年近く変わっていない。

 我が国には、先を見通せる獣医も金融屋もいない。 

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007年8月17日 (金)

馬インフルエンザ発生

 午後から、競馬関連のインタビューを予定していたが、おそらく、延期。馬インフルエンザ発生→競馬開催中止で、それどころじゃなくなったからだ。

 しかし、謎は多い。

 史上、最も気温が高い今、馬がインフルエンザ?

 これは「馬がの体力が最も落ちている」という観点から説明できるのかもしれんが。

 年2回のワクチン接種をしていながら、従来の馬インフルエンザが瞬時に流行?

 これがさっぱりわからない。1990年ごろには、香港、中国で鳥インフルエンザと同様の構造を持つ馬インフルエンザウィルスが確認されているという。ニュースではよくわからないが、新型ウイルスの可能性が高いのでは。

 JRA、開催強行、一転、開催中止?

 これは、どう考えてもインフルエンザを甘くみている。1971年の大流行では、JRA関係の馬の95%以上がインフルエンザに感染したのである。「今はワクチンがあるから大丈夫」という見解も新型ならば何の意味もない。

 謎だらけだが、インフルエンザがこの地球上で最凶最悪の疫病であることだけは確か。空気感染する死病で、スペイン風邪の流行時には、普通に仕事に出かけた人が職場につく前に死ぬ、という事例もあったという。

 猛暑、大地震、新型ウィルス、テロの連鎖……世界は壊れかかっている。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007年8月14日 (火)

自分は死なない、と思っているバカが世界を回している

 NHK特集を観てさ、戦争はダメだ、と思っている諸君。

 諸君は、死をポケットに入れてるか。毎日、死と語り合っているか。

 ひとりの死でも、わしゃ大変だ。語るべきことが多すぎる。語る。

 61年前、広島で何人死んだ?

 長崎はさらにでかい爆弾だよ。何人死んだ?

 東京大空襲で何人死んだ?

「自衛のための戦争」?

 石原莞爾の世界最終決戦?

 みんな、ひとりの身内の死を知らない。知らないからそんなことが言えるんだよ。

 私はポケットの中の身内ひとりの死で精一杯。毎日会話をしている。

 天皇陛下、ポケットは、大丈夫?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月 8日 (水)

ビバ! バカ映画

 ものすごく忙しかったが、フリーライターはいいよね。

阪神、野球、バカ映画。

好きな分野のこと書いて、お金がもらえるんだから。

で、この間の成果。

「セネガルのゴダール」ジブリオ・ジオップ・マンベティ監督の『ル・フラン』『太陽を売った少女』は素晴しい映画だった。

この作品がなぜ、日本でDVD化されていないのか、理由がさっぱりわからない。

セネガルにも北朝鮮にもコメディ映画はあって、おもろいやつはいて、人は爆笑する。

『小説宝石』の次号を読んでくだせえ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月 4日 (土)

競馬復帰

 いやあ、すまんです。取材、原稿書きの日々で、競馬の入り込む余地なし。

『ナンバー』『小説宝石』『スパ!別冊』読んでください。おもしろいよ。

 さあ、競馬復帰第一弾は関屋記念。

 新潟芝マイルのブラッドバイアスは……。

 アグネスタキオン産駒が勝ちまくりですわ。SS系圧倒の舞台。

 騎手では、的場の穴が2発炸裂。田中勝春騎手もうまい。

 ミラクルアドマイヤ産駒は、前開催、一番人気で消えており、⑥カンパニーが人気なら穴狙いが常道だろう。

新潟11レース

⑬単複

⑬-③④⑨

10レース

⑫単

⑫-⑧⑭

9レース

⑮単

⑮-⑥⑪⑭⑯

函館9レース

③単複

③-⑤⑥⑩⑪

10レース

⑬単

11レース

④単複

④-③⑥⑪⑭⑮⑯

小倉10レース

⑫単

9レース

①単

①-⑪⑬

11レースは勝負レースだ!

⑥単大勝負!!

⑥-①④⑦⑩⑬⑯

 それでも安倍くんは辞めない。小泉くん以降、戦後民主主義の常識や矜持は次から次へと葬られている。

 ブッシュもチャベスも居座っているんだから、グローバルスタンダードでゴー、ってこと?

 それとも、次期首相候補、アメリカに全員拒否された?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年8月 2日 (木)

追悼 阿久悠様

 作詞家としてすごい、は、誰かが書いてくれますよね。

 私が感銘を受けたのは、神話時代の阪神タイガース。

 物干し竿、七色の変化球の時代だ。

阿久悠「七色の変化球、って何?」

近所のお兄さん「道頓堀マーチって知ってるか?」

阿久悠「赤い灯、青いい灯、道頓堀にぃ~」

お兄さん「それや。ボールが赤青黄色7色に光るんや。打てまへんで、これ」

阿久悠「物干し竿って何?」

お兄さん「藤村のバットや。長すぎて、ホームラン打ったら、ボールだけやなくて、そこいらへんの雀やらハトやら、落としてまうねん。そやから、藤村は副業で焼き鳥やをやっとんねん」

 阿久悠さん、ありがとう。ご冥福をお祈りいたします。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »