« 2006年10月 | トップページ | 2006年12月 »

2006年11月25日 (土)

JCはヨコノリじゃ!

 ハーツクライは喉鳴り、なの?

 で、我らが、ディープインパクトは、喉の治療中に吸入器がはずれた? そのときに薬液が飛散? のちに薬物がついた寝藁をディープが食べた?

 そんな説明でいいのだろうか。

 いずれにしても、年間最高のレースには、ものすごくあやがついた。

「とても勝負できないでしょう」と編集者は吐き捨てたが、その気持ちはわかる。

 でもね、有力馬2頭が揃って「負けた場合のエクスキューズ」をレース前に表明しているわけだから、「穴を買え」ということだろう。私ぁ、そう受け取るね。

 いきましょう。

 東京芝2400メートルのブラッドバイアスは……って、書くまでもないよね。

 今年もサンデーサイレンス系がずらっと雁首並べておるわ。

 しかーし!

 今開催と前開催の10戦を調べてみると、サンデー系は3勝しか挙げていない。900万条件以上ではスペシャルウィーク産駒が準オープンで1回勝ったのみ。

 対して、ノーザンダンサー系が5勝、つまり、半分のレースで勝っているのである。ちなみに、サンデー系の2着はなんと7回。

 ③ウィジャボードの血統背景は、グリーンデザートからノーザンダンサーへ続く血筋。条件はピッタリだろう。これまで、連続挑戦で着順を上げた外国馬は一頭もいないが。

 ⑨フリードニアはさすらいのネイティブダンサー系。こっちは「切り」でいいだろう。

 末脚勝負なら、②スイフトカレントと⑦ドリームパートナーという結論だが、あくまでここは大穴狙いじゃ!

東京10レース

②単複

②-①③⑥⑦⑩⑪

9レース

⑧単複

⑧-③④

8レース

⑦単

7レース

⑨単

⑨-⑥⑦⑧⑭⑯

11レース

⑥単複

⑥-①⑧⑨

京都11レース

⑦単複

⑦-②⑪

10レース

③単複

9レース

③単

③-④⑥⑫⑬

 うー、JCダートはもうひと押したらん。

| | コメント (2) | トラックバック (8)

金村さんに会った

 野球評論家の金村義明さん。会ったのは2度目だけど、やっぱ、最高ですわ。

 金村さんの競馬談義は『競馬最強の法則』次号で。

 しかし、最近、気になるのは、人権と民主主義を最大限尊重している、と言われる国での「移民排斥」運動だ。移民排斥といえば、極右かネオナチ、という常識が崩れ、他の政策では、まるで左翼のようなことを言う政党が、「移民排斥」の一点で、特にヨーロッパで台頭していること。

 これ、民族主義じゃないよね。宗教的対立でもない。「国境」で人間を差別する、ということだ。人為的線引きによって。

 朝鮮半島で言えば、押し寄せる北の難民、という恐怖で「我が同胞」も「ワンコリア」も押し流されるということかもしれない。

 金王朝崩壊=押し寄せる北の難民、という図式である。

 問題なのは、日本人のほとんどが、「北の難民」は韓国と中国のみに押し寄せる、と考えていることである。「圧力」をいくらかけたって、日本には来ない?

 そんなわきゃねえよ。

 韓国は長く反共政策を続けてきたが、日本には今も朝鮮民族学校が迫害を受けながら生き延びてきて、その教育を受けてきた人がたくさんいる。北の教育が生きているのは、実は我が祖国なのである。

 そもそも、人間に対する想像力が欠けている。金王朝崩壊=みんな逃げる、か?

 民族主義者もその意見なのか?

 もう一度、朝鮮半島統一と祖国建設に立ち上がる北の人民は多数派ではないのか?

 我が祖国での議論は、人間を通り過ぎる。

 押し寄せてきたら、排斥しましょうか?

 ヤン・ソギルの小説で私が一番衝撃を受けたのは、日本人の令嬢として普通に「チョーセン」差別をしていた人が、実は父親は帰化した朝鮮人だ、と聞かされる『深層海流』という小説だった。

 確かに、金村選手は、並外れた肉体、才能を持っていたのかもしれない。

 でも、「排斥」しようとしている人、「排斥」されようとしている人に私が提示したいのは、金村さんの次の言葉である。

<僕は大酒飲みでしゃべくりで、モノ怖じしない性格でしょ。国籍が違うくらいのハンディを持って生まれたほうがよかったんですわ。何もハンディがなかったら、とてもヤクザっぽくてしょうもない人間になってたかもしれませんから(笑)。>(『VIEWS』1994年4月20日号)

| | コメント (263) | トラックバック (6)

2006年11月24日 (金)

JCダートは吉田豊だ!

 さあて、一年で一番、力の入る週末である。

 いざ、勝負……おろ?

 JCに外国馬2頭というのもずっこけたけど、ダートは一頭もいないわけ?

 全世界、無視かよ!?

 賞金、一億三千万円でっせ! 一円、置くんとちゃいまっせ!

 ジャパンマネーは地に落ちた。

 みんな国益国益、ゆうけどな。これが経済政策失敗の10年の結末なのかも。

 まあ、いい。印税も入ったことだし、バシバシ張るぞ!!

 さて、舞台の東京ダート2100メートルですが、今年15戦でサンデーサイレンス系5勝、ミスプロ系3勝、ブラッドバイアスは目立たない。なぜか、大本命の⑦シーキングザダイヤは、アメリカンダート血統の主流で問題はないと見る。

 オーソドックスに予想しましょう。

 まず、持ちタイム。これは⑮フィールドルージュのアンタレスステークス4着、1495が抜けている。しかも、上がり3ハロンが35秒3でっせ。前走の武蔵野ステークスでも35秒4!

 鞍上はこの舞台で今年4勝の吉田豊。

 フィールドルージュがハナ差差し切り勝ちだ!

 馬単のヒモは「ハイペース好走馬」に流す。

東京11レース

⑮単複

⑮-①⑥⑦⑧⑬

10レース

⑦単

⑦-①④⑧⑨⑪

9レース

⑪単

⑪-⑤⑥

12レース

⑦単

⑦-②⑥⑧⑨⑮⑯

京都11レース

③単複

③-①④⑤⑨⑬⑭

10レース

⑬単

9レース

④単

④-②③⑨

 ウェルカムSって、誰も来ておらんが、のう。

| | コメント (2) | トラックバック (3)

2006年11月21日 (火)

度肝抜かれた!

小さき勇者たち~ガメラ~ スペシャル・エディション DVD 小さき勇者たち~ガメラ~ スペシャル・エディション

販売元:角川エンタテインメント
発売日:2006/10/27
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 予告編の時点で「すげえ」と思ってたのだが、レンタルDVDでやっと観た。仕事明けは、怪獣映画とバーボンってのが趣味なんで。

 度肝抜かれましたがな。

 話の根拠が一個もない。

 ガメラの卵の下にあった赤い石が、手術を受ける隣の女の子を救うのだが、その根拠は?

 女の子を救っているうちに、名古屋に怪獣上陸。仔ガメラは闘うが、空は飛べないし、火球攻撃もできない。

 なぜなら、赤い石を食べていないから、ってその根拠は?

 その根拠は子どもだけが知っている。だから、少年3人組は旅立ち、ガメラに赤い石を届けようとする。

 47歳はほったらかしかい!? オリジナル・ガメラの大ファンだったのに。

 すごいよね。テレパシーみたいな以心伝心で、ものすごちっちゃい子も赤い石をリレーするシーン。

 で、やっとガメラにたどり着いたのに、死にかけたガメラに少年が説教する。

 自爆しちゃいけない。

 いじめ自殺頻発を予期していたのか。

 しかしまあ、亀に説教だ。

 金子修介監督が、「世界一のバカ映画」(実際、アメリカでは正式に認定されている)にリアリティーを加味してリメイクしたのに、元の木阿弥。

 うまいこと、疲れた脳みそのしわが伸びた。

 ありがとう、角川映画。

| | コメント (7) | トラックバック (4)

2006年11月18日 (土)

マイルCSはまず、馬場適性

新庄のコトバ Book 新庄のコトバ

著者:中田 潤
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 また、宣伝かよ!?

 競馬が当たらんからのう。

 トパーズステークスは確かに荒れたけど、カフェオリンポスは買えん。

 東京は、また、高馬ですか。

 でもまあ、5、6倍ぐらいの単勝はポツポツ取れてるんで、勝負はこれから。

 GⅠです。いきましょう。

 京都芝マイルですが、今開催に入って、京都芝コースで3着以内の数が4着以下の数より少ない馬は一勝しかしていない。2着も一回だけ。マイルCSは大変むずかしいレースなので、今回はまず、馬場適性から考えて……。

 ⑦ダンスインザムード、⑤テレグノシスは消しだ。⑥カンファーベスト、⑨ステキシンスケクン、⑬キネティクスも同様。

 次にブラッドバイアスで買わなければならないのが③プリサイズマシーン。ブライアンズタイム系、この舞台は鬼だ。

 ①コートマスターピースは、データがないので、鞍上へのリスペクトのみで買い。

 単勝は悩んだ挙句、⑩ダイワメジャーにした。スピードの持続だけなら世界一。鞍上も絶好調だ。

京都11レース

⑩単

⑩-①③⑭⑰⑱

10レース

④単

④-③⑩⑫

9レース

③単

③-⑦⑧⑨⑩

12レース

⑧単複

7レースは勝負レースだ!

⑪単大勝負!!

2レースも勝負レースだ!

④単大勝負!!

東京11レース

⑯単

10レース

⑩単複

⑩-⑫⑬⑭⑮

9レース

⑪単複

⑪-①③⑦⑨

 バレーボールって、なんで日本代表は常にホームゲームなの? オリンピックに行けなかったのに。

| | コメント (16) | トラックバック (1)

2006年11月17日 (金)

なぜか穴ばかりの京都ダ1800

新庄のコトバ Book 新庄のコトバ

著者:中田 潤
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 また宣伝かよ!?

 売れ行きがなんか、佳境みたいなんで。

 となると、夢の印税生活はまたおあずけか?

 週末です。いきましょう。

 京都メインのダート1800メートルのデータを眺めていて、軽い驚き。

 なんとなく「固い」という印象を抱いていたが、いやいや。これが真逆なのであった。

 3レースに1レースは単勝が穴!

 2着もダークホースだらけ。

 だから、京都の成績が最低なんだな。

 そのとーり!

 今頃、気づいても遅いけど。

 そのとーり!!

 じゃあ、穴馬に血統的な傾向があるかというと、まるでない。バラバラ。騎手では武豊騎手が5勝でトップだが、これまた、いろんな人が勝っている。

 ここは穴から、芝でやっている「ハイペース好走馬」に流すやり方で高配当狙いじゃ!

京都11レース

⑫単複

⑫-③⑮

10レース

④単

④-⑩⑮

9レース

⑦単

東京11レース

②単

②-⑥

10レース

⑬単複

9レース

④単

④-②⑥⑦⑨⑰

 

| | コメント (0) | トラックバック (4)

2006年11月13日 (月)

黄金のバンタム、長谷川穂積

 うーん、お金がないので武道館に行けなかった。

 イーグル京和の試合もすごかったみたい。

 で、ダメ人間はテレビで観戦。

 長谷川穂積は強いよね。私の採点では、113対110という両者減点されまくりで長谷川の勝ちだ。2回倒したもの。グレート金山も辰吉丈一郎もダウンは取れなかったんだよ。長谷川はマイヒーロー二人より一枚上だ。

 レベルは明らかに上がっているね。長谷川は間違いなく世界基準だ。イーグル京和もダウンするのが世界なんでしょう。G+、再放送お願いします。

 クリチコのヘビー級戦も見たけど、今、日本が一番熱い。

| | コメント (270) | トラックバック (9)

2006年11月12日 (日)

無敗の女王、カワカミプリンセス、降着!

 史上最強馬の凱旋門賞挑戦→薬物検出→緘口令。

 無敗の女王誕生→長い長い審議→降着……。

 二枚看板に二枚とも傷ができた。

 JRAは競馬人気に水を差しているとしか思えん。

 斜行はあった。カワカミプリンセスは確かに内に切れ込んだが、これ、降着にするほどの走行妨害か!?

 まあ、審議を担当している人は一千五百万円を超える年収らしいから、嫌気が差してファンが去ろうが、売り上げが激減しようが「我関せず」なんでしょう。

 だって、三石の繁殖牝馬数頭の弱小牧場に行くはずだった九千万円を、ケンタッキーダービーに舞妓連れで乗り込んだ悪趣味成金(失礼!)がまんまとせしめたんだから、夢もロマンもありゃしねえ。

 こうなりゃ、有馬記念挑戦しかねえでしょう。ジャパンカップにも出ちゃえよ。

 出てくれば、有り金勝負じゃ!(今日のところの気持ちはね)

| | コメント (19) | トラックバック (11)

2006年11月11日 (土)

血統馬券、とったど~!

とったど~!!

 ちまちまと馬柱をファイリングして、条件別に種牡馬をノートに書き出し……「究極の暇つぶし」を続けてきた一年だが、やっと報われた。

 京王杯2歳ステークス、2着に突っ込んできたのは、スターオブコジーン産駒のマイネルフォーグ! 馬単9660円!

 もちろん、雨がターントゥー系の切れ味をそいで「行った行った」になったという意見もあるだろうけど……。

 GⅠです。この調子でいきましょう。

 エリザベス女王杯は京都芝2200メートル。今年12戦しかデータはないが、勝ち馬の半分がサンデーサイレンス系。武豊騎手(3勝)がSS系の大本命馬に乗って勝つ、というパターンか。

 どんどん「化け物」化しているカワカミプリンセスですが、血統的にどうかと言えば、絶好、という他ない。200メートルの距離延長は大歓迎。ダンシングブレーブ系は、「京都でしか勝たない」と言っていいほど。競走馬生活のスタートが不良馬場の阪神だし、雨は全然マイナスにならない。

 一方、「女王」スイープトウショウはどうかと言えば、エンドスイープ産駒も今年一勝を挙げている。典型的なアメリカン・ダート血統で雨も「実は大歓迎」なのではないか。

 名勝負になること間違いなし、ですぜ。

 どっちが勝つか、と問われたら、私としては京都大賞典でのスイープトウショウの上がり3ハロン32秒8を信じる他ない。

 ここまで一番稼がせてくれた馬を信じて……。

京都11レース

⑧単

⑧-①⑤⑦⑬⑭⑯

10レース

⑪単複

⑪-②⑤⑨

8レースは勝負レースだ!

⑥単大勝負!!

⑥-⑤

12レース

⑪単

東京11レース

⑤単複

⑤-①②⑧

10レース

⑦単

⑦-②④⑤⑥

9レース

⑨単複

⑨-⑤⑦

福島11レース

⑦単複

⑦-②⑧⑪

10レース

⑫単複

⑫-②

12レース

⑬単

 フジテレビの6時間特番を見ているけど、すごいよね。テレビが「品格」を語るんだもの。

| | コメント (2) | トラックバック (4)

2006年11月10日 (金)

黒田さん、ありがとう!

 男だねえ。黒田博樹は本当に男だ。

 新庄くんは球界を去ったが、もうひとりの「金に転ばない男」は広島にいた。

 来年は、阪神、日本ハムとともに広島カープも気合を入れて応援じゃ。前田智徳もふんばっとるし。

 というわけで、グッドニュース3連発。

 機嫌よく競馬に張りまくりましょう。

 東京メインの芝1400メートルはブラッド・トワイライトゾーンである。サンデーサイレンス系もブライアンズタイム産駒も大不振。そんな舞台で浮かび上がってくる種牡馬がサクラバクシンオーだが、特筆すべきは、ヘイロー系と、コジーン系だ。

 と思って出馬表を見ると……おろ。

 サンデーサイレンス系は人気薄⑭アルコセニョーラしかおらん。もしかして、「血の潮目」が変わってきたのかもしれない。

 ここは、ブライアンズタイム系の⑦ゴールドアグリより、ロベルト系⑩マイネルレーニアを狙い打つ。馬単のヒモにコジーン系2頭も加えてみる。

東京11レース

⑩単

⑩-①④⑤⑨⑪⑫⑭

10レース

⑭単複

⑭-③④⑫

9レース

⑫単複

京都11レース

⑤単

10レースは勝負レースだ!

⑨単複大勝負!!

⑨-①⑤⑪⑭⑮⑯

12レース

⑮単複

⑮-①②③⑩⑬⑭

福島11レース

②単複

②-⑨

10レースは勝負レースだ!

⑬単大勝負!!

⑬-①③⑤⑦⑫

12レース

⑮単

⑮-①②③⑥⑪

7レースは勝負レースだ!

④単大勝負!!

④-⑥⑦⑨⑫

 さらば、ラムズフェルドくん。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年11月 9日 (木)

安倍くんの友達は?

 アメリカの友達がアメリカ大陸からいなくなったことは前に書いた。

 じゃあ、アジアに安倍くんの友達はいるの?

 これはもう、ブッシュよりひどい。

 地政学的に言えば、一人もいない。中国を飛び越えてモンゴルの草原に行かなければ、笑顔だけの外交は望めないんだから。

 ロシア?

 未だに平和条約すら結べてない。佐藤優さんは優れた物書きだが、失敗した外交官であることを忘れてはならない。「情報力」はあったかもしれなかったけど、仕事はできなかった。

 フィリピンもすでに、「有志連合」からは降りている。

 そんななか、我が祖国は、キューバ危機に匹敵する危機を迎えているのである。

 映画なんか見ると、キューバ危機の際、JFKとアメリカ政府は、眠ることなく交渉を続けていたようだけど、安倍くんと小沢くんは、

「核武装ということは、政治的にも軍事的にも決して日本にプラスではないというふうに思っておりますけれども」(民主党 小沢一郎 代表)

「政治的に、軍事的に意味がないということ自体も議論と言えば議論になるわけです。その議論すらしてはいけないというのは、これはやはり行き過ぎではないか」(安倍晋三 首相)

 そんなことはどうだっていい。

 しかも、「議論」か「議論ではない」か、を「議論」しているうちに、我が祖国は周辺国家からどんどん嫌われる。

 私も大あぐらかいてウィスキーを飲んでいる。

「なんで、僕が北朝鮮のことを考えなきゃいけないんだ?」「キム? あいつは嫌いだ」(ブッシュ大統領)

 そりゃそうだ。アフガニスタン人のこともイラク人のこともなーんも考えてこなかったんだから。

 そういえば、プレスリーのモノマネをやったアホなアジアの指導者がいたな。ありゃ似てなかった。

 そんなもんだろう。

 そして、ヒラリー・クリントン大統領を相手にしたら、安倍君も笑顔だけってわけにはいかないんだし。

| | コメント (55) | トラックバック (1)

2006年11月 8日 (水)

グッドニュース連発!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061108-00000511-yom-int

 今日の夕刊は、グッドニュース2連発である。

「皆殺し作戦」ともいえるアメリカの介入を生き延びたサンディニスタ民族解放戦線のオルテガ氏が大統領復帰!

「不屈」という言葉はこの人のためにある。

 私、調べてみた。

 アメリカ大陸で「ブッシュの友達」は何人?

 答 2人。

 ホンジュラスのセラヤさんと、エルサルバドルのサカさん。二人ぽっち。ニカラグアも今日までは「有志連合」の一員だった。

 二人ぽっちの一人、エルサルバドルのサカ政権だが、2006年3月の国会議員選挙により、野党FMLNは重要案件の採決阻止が可能な3分の1を上回る議席を獲得!

 まさに風前の灯である。

 南米の半分の国は反米国家となったし、メキシコ、コスタリカ、エクアドル、ペルー、パラグアイでも親米政権は窮地に追い込まれている。

 これはそのまま、我らが安倍くんの友達もブッシュを含めて3人しかいない、ということである。

 なにはともあれ、ブッシュはでっかい仕事をした。

 小泉くんもまた、でっかい仕事をした。

 ドミノ倒しのように世界が反米に変わっていく中、政治・経済は利益配分型からネオリベラリズムへ、外交は地政学的国際協調型から排外主義的ナショナリズムへと大きく舵を切ったのだから。

 アメリカ国民はやっと「NO!」を表明した。

 今、世界で最も孤立している民族は、我が同胞である。

| | コメント (618) | トラックバック (1)

さあ、どうする、安倍くん!?

報道が教えてくれないアメリカ弱者革命―なぜあの国にまだ希望があるのか Book 報道が教えてくれないアメリカ弱者革命―なぜあの国にまだ希望があるのか

著者:堤 未果
販売元:海鳴社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 アメリカ民主党、圧勝!!

 今度は、我が祖国の番だ。

 安倍くん、首洗って待っとけ!

| | コメント (0) | トラックバック (2)

オーメン!!

オーメン666 DVD オーメン666

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2006/11/03
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 評判は最悪だけど、わしが存分に楽しんだのは、オリジナルの内容をすっかり忘れていたせいだろう(ツタヤの半額の日に借りたしな)。ここ1年で見たホラー映画では一番、ノレた。

 私がオリジナルを見た高校生当時、キリスト教原理主義なんて、なーんも知らなかったもんな。あれから30年、私は「キリスト教原理主義者にこんな映画見せてええんかい!?」とハラハラしながら見た。

 鵜呑みにするやんか!?

 いや、違うな。30年前も多分、アメリカ人の多くは鵜呑みにしてのめりこみ、この物語を大ヒットさせたのだろう。

 そういえば、スティーブン・キングの『キャリー』も恐怖の源泉はキリスト教原理主義者の母親だった。この映画でも聖職者は、恐怖を運んでくる存在として描かれている。

 アメリカ人は実は、キリスト教信者が一番恐いのである。悪魔やアンチ・クライストじゃなくてね。それは同じなのだが……。

 30年前の「衝撃のラスト!」は、リメイク版では「なんでそのままやねん!?」というブーイングを浴びることになる。

 70年代は、「悪魔」=「軍需産業に牛耳られた政府」だったが、今のキリスト教原理主義者は、「アルマゲドンを闘える権力」として共和党政権を選んだ。

 ここでも思想は真逆になっている。

 大げさに言えば、イラク戦争を支持した日本人を含め、わしらは、「悪魔」「悪」をはっきり定義できない。

 ラストに登場する大統領は、監督が顔をあえて見せないのではなく、今の世界では、一体誰なのかさっぱりわからない。共和党でも民主党でもない。

 困ったもんだが、ほぼ無神論者の「実家神道」「心情大乗仏教」の私としては、おもろいことになってきた、と思えなくもない。

 混乱しろ。わしも混乱する。

| | コメント (1) | トラックバック (2)

2006年11月 4日 (土)

福島メイン、一点的中!!

 とったど~!!

 って、17倍だろ!?

 馬単一点予想なんだから、文句ないだろ。

 中館騎手はキレキレだったし、単勝5倍もおいしい。

 この調子で、日曜日も行きましょう。

 京都メインの芝1400メートルは、今年20戦中、サンデーサイレンス系が9勝。グレイソブリン系の⑫アストンマーチャンは京都向きかもしれないが、シアトルスルー系の⑨のイクスキューズにはいやなデータだ。

 素直にSS系から入りましょう。

京都11レース

⑦単

⑦-①②④⑤⑩⑫

10レースは勝負レースだ!

⑭単大勝負!!

⑭-③④⑥⑦⑨⑮

9レース

①単

①-③⑤

3レースは勝負レースだ!

⑫単大勝負!!

⑫-③⑥⑨⑪

東京11レース

④単

④-②③⑤⑥⑧⑫⑬

10レース

⑥単

9レース

⑨単

8レースは勝負レースだ!

⑧単大勝負!

⑧-①⑨⑩

福島10レース

③単複

③-①⑤⑥⑧⑪⑭

11レース

④単複

12レースは勝負レースだ!

⑧単複大勝負!!

⑧-⑥

 バレーボールも「日韓戦」ってなると、やっぱ力入っちゃうよな。

| | コメント (59) | トラックバック (3)

2006年11月 3日 (金)

たちまち重版!! 新庄のコトバ

新庄のコトバ Book 新庄のコトバ

著者:中田 潤
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 とまあ、ひとくさり宣伝をばいたしまして……週末です。いきましょう。

 京都メインの芝1800メートルはちょっと不思議。ブライアンズタイム系とSS系が圧倒的に強い舞台だが、マヤノトップガン産駒やブライアンズタイム産駒はほとんどが人気馬。なぜか、サンデーサイレンス系が来ると穴、なのである。他の条件で不振を極めていた良血の高馬が復活する舞台のようなのだ。

 つまり、SS系は穴のみ買いだ。このレースにもおるやないけ。

京都11レース

②単

②-①④⑨⑫

10レース

①単複

①-④⑦⑧⑩

9レース

⑫単

東京11レース

⑪単複

10レースは勝負レースだ!

⑩単大勝負!!

⑩-①

9レース

⑥単複

7レースは勝負レースだ!

⑩単大勝負!!

福島11レースは勝負レースだ!

⑤単大勝負!!

⑤-⑫

12レースも勝負レースだ!

⑨単大勝負!!

⑨-⑤⑦⑫

10レース

②単

②-④⑥⑨⑩⑫

3レースは勝負レースだ!

⑦単大勝負!!

 ディープインパクトについては一切しゃべるな!

 JRAは競馬関係者全員に緘口令を出したようだ。

 凱旋門賞の特別CMまで制作しといて、これかよ!?

 てゆーか、しっかり黙っちゃった競馬記者はもっと変。

「アナーキスト」白井新平さんのような骨のあるやつ、どっかにいないの?

| | コメント (17) | トラックバック (0)

フットボーラー戦場へ

 イーストウッドの映画はいい。

http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2006/11/post_923f.html#more

 読んでほしい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

父親たちの星条旗

父親たちの星条旗 Book 父親たちの星条旗

著者:ジェームズ・ブラッドレー
販売元:イースト・プレス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 いい映画だと思う。

 でもね、週刊誌で星5の最高点を出したり、『地獄の黙示録』よりいい、なんて評価には首を傾げる。

 戦争に英雄はいない。

 その事実をしっかりと描いたイーストウッドは偉いけど、その事実に驚愕する映画評論家や作家に私は驚愕だ。

 いないに決まってるじゃん。

 普通の人が最前線に行くんだから。

 これもいわゆるひとつの「映画的記憶」か!?

 ハリウッド映画は、英雄を中心に戦争映画を作ってきたかもしれない。

 だけど、それをやらなかったから最高、というのはどうか!?

「映画的記憶」を打ち破ったから、最高、なのなら、『イノセント・ボイス』をはじめとする南米映画はどうよ?

イノセント・ボイス~12歳の戦場~ DVD イノセント・ボイス~12歳の戦場~

販売元:ポニーキャニオン
発売日:2006/07/28
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 いい映画だし、大きな画面の映画館で観ることをおすすめするが、クリント・イーストウッドは常に水準以上、しかし、ショックにはならない映画を作る作家である。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年11月 2日 (木)

悪夢とは何か?

悪夢のサイクル―ネオリベラリズム循環 Book 悪夢のサイクル―ネオリベラリズム循環

著者:内橋 克人
販売元:文藝春秋
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 かつて、「国家からの自由」「政治からの自由」は、大杉栄をはじめとする無産者の政治スローガンだった。貧乏人の思想だった。

 しかし、今現在、それを最も強く主張しているのは、アメリカで「スティングリー・リッチ」(匂うほど金持ち)と呼ばれる少数派である。お金持ちの思想なのだ。

 考え方の瓦解、崩壊、転換の前で、呆然としているのが、私を含めた日本人の姿なのではなかろうか。

 最も強欲でエネルギッシュで自由を求める人たちが、民主主義、人権の世で既得権益を得た人たちを攻撃し始めた。

 私は「普通の人」だが、どっちにつけばいいのだろう。

 となると、「自由」以上に価値のある考え方は思い浮かばない。

 アメリカでの選挙の場合は、物心ついたときから通っている教会の教えしかよりどころはない。

 かくして、良識派、「普通の人」たちは、構造改革を支持したのである。

 日本人に与えられた「美しい国」ナショナリズムが、アメリカのキリスト教のような役割を演じられるかどうか、は今後の課題だ。

 自由民主党というそもそも矛盾した党名を持つ組織は、矛盾に沿って分裂した。

 思想的に言えば、「自由なんてクソだ!」と言い切れる理論がなくてはどうにもならない。

 現実的に言えば、「あなたは自由です」と言われた人が、失業し、収入を絶たれ、入院していた病院から追い出され、福祉作業所に通えなくなり、自殺する。

 一番、情けないな、と思うのは、最も過激にネオリベラリズムを告発し、攻撃しているもの書きが、対抗する考え方として今も「民主主義」「人権」「人間」しか打ち出せないことにあるんじゃなかろうか。

 もちろん、私もそう。良識派の普通の人だから(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月 1日 (水)

ディープインパクト問題、その後

 調べているわけではないので、正確ではないが、ディープ問題を整理すると、こうなる。

 レース後に薬物が検出された、というフランスギャロの発表を受け、JRAがまず、「うちらに責任はない」と断言。

「レースに出走する場合、全責任は馬主と調教師にある」

 池江調教師はなんとも煮え切らない。

「思うところはあります」(『読売ウィークリー』)

「事実は掴んでいますから、自信を持って黙っています」(『週刊文春』など)

 しかし、私が聞いたところでは、池江調教師の身辺は常に2~3人のJRA職員がガードしている。匿名の現場の報告によれば、

「池江が黙っているのではなく、JRAが黙らせている」

 であるならば、組織ぐるみの隠蔽である。責任は調教師にある、と突き放しておいて、なぜ、調教師の言動を抑えているのか。

 その疑問を解く鍵は、「調査中」であるにもかかわらず、JRAが下したなんとも乱暴な断定である。

「(ギャロの処分が決定するまでは)調査も処分も行わない」

 ここにJRAの特異体質がある。つまり、「被疑者はひとりも出すな」というのがJRAが下した「決定」なのである。

 日本側の人間は何もするな。

 そういうことだ。

 なんで、「公正競馬」を標榜してきた組織が、この重大事を重大事とみなさないのか。

 答えは、「ディープインパクト 疑惑の調教」を報じた『週刊文春』で猪瀬直樹さんが書いている。

<(JRAの)開催専門職種の平均年収は一千三百七十五万円(44歳)>(「ニュースの考古学」)

「売り上げ激減に悩む」というのがJRAの冠詞になって久しいが、それでもまだ、これだけの余剰はある。2割5分というテラ銭は、今もなお一人頭800万円もの余剰(サラリーマン44歳の平均年収は538万円)を生み続けている。

 ファンにそっぽを向かれても、まだ大丈夫。

 つまり、ファンの怒号もマスコミの非難もへでもねえ、今のところ、なのであった。

 天国に一番近い島宇宙、JRA。

| | コメント (28) | トラックバック (2)

« 2006年10月 | トップページ | 2006年12月 »