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2006年6月29日 (木)

煮詰まってるぜ、さらに

 単行本の追い込みで煮詰まって、極限煮詰まって、そこを抜けると、なんだか、すべての人が愛しくなってくるのはなぜ。

 コンビニのねえちゃんもレンタル屋のにいちゃんもたこ焼き屋の中国人のねえちゃんも、みんな愛しい。愛しいけど、わしの口数は少ない。疲れてるから。

 で、酒食らって、寝るまでのひととき、このビデオを見ることにした。今日、サッカーやってないんで。

 おっと、アフィリにないんだな、『ガメラ対深海怪獣ジグラ』。

 いやあ、正解。見事に脳みそのしわ伸びた。

 まず、宇宙人がUFOに乗ってやってきて、二組の親子の乗った小型ボートを拉致。

 目的は、ジグラ星人が地球よりはるかに優れた科学力をもっていることの証人になってもらうため。大映的には、ガメラは子どもの味方だから、子どもは社是として紛れ込む。

 今から、東京にマグニチュード13の地震を起こします。

 ジグラは宣言。

 キ〇ガイ、やめろ、とか親は言うが、

 私はキ〇ガイではありません、とジグラ。

 あっさりと東京壊滅。

 しかし、二組の親子、子どものとんちでUFOから脱出。

 ガメラ飛ぶ。唐突に。

 子ども喜ぶ。「ガメラは子どもの味方なんだよ」……って誰が決めた?

 あとは「あの二人の子どもを抹殺せよ。二人は我々の秘密を知りすぎた」というジグラの指令でミニスカートの大映女優がパンツ丸出しで、「坊や、待ってェ」と大奮闘。ジグラは大地震で東京を壊滅したのに、二人のガキを捕まえることもできねえ。

 ガメラUFOを破壊。ジグラ姿を現す……のだが、魚だ。ガメラが陸に上げるとぴちぴちしているのみ。

 突如、足が生え、着ぐるみになるジグラ。

 置いてきぼりのわし。

 もういいよね。省略。また省略。

 日本の怪獣映画を観ていて、わしが最も驚愕するのは、対戦相手の怪獣が「石」でやられることである。

 キングギドラは銀河系のすべての文明を滅亡させたのち、地球に飛来するが、ゴジラが石を投げると、キャーンゆうて宇宙に帰る。犬だ。雑種だ。

 人間はいつも原爆投下を検討するが、石でいいのなら、ダイナマイト仕掛けて崖崩れを起こせばいいと思う。

 ガメラシリーズは、もっと破壊的で、ガメラが石を投げる、信じられない軌道のスライダーとなって(ガメラの手は稼動領域が狭いし、石には釣り糸がついてるから)、石はジグラの尖った顔に突き刺さる。石の重みでもって前のめりに倒れるジグラ。倒れたら、また魚に戻ってぴちぴちするのみ。

 また石を手にするガメラ。ぴちぴちしているジグラの背びれに石を当てると……なぜか、妙なるメロディーが……。

 いかすぞ、ガメラ、いかすぞ、ガメラ……。

 ああ、正解! 煮詰まったとき借りる映画はこれが正解!

 ガメラ、火炎放射だ!

 ジグラ、なすすべもなく、焼き魚。

 九死に一生を得た子ども、コカコーラのビンを砂浜に捨て疾走。「ガメラー!!」

 ガメラ、後ろ足だけ引っ込め、そこから火を出し去る(体の仕組みがわからん)。

 親、子どもを諭す。

「ジグラは地球の美しい海を求めてやってきて死んだんだ。海を汚していけないよ」

 マグニチュード13の大地震に見舞われた東京都民は、ほったらかしかい!? そもそも、地球から340光年離れたところからやってきた宇宙人が地球と同じ「マグニチュード」という単位を使っているのはなぜ!?

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2006年6月28日 (水)

極限の煮詰まり

 煮詰まってます。極限、煮詰まって、昔のことを思い出した。

 若い時分、こんなときは、レッド・ツェッペリンの『フィジカル・グラフィティ』を流しながら原稿を書いていたな。ウ、ウーイエイイエイっていう掛け声で気合入れなおして。ジョン・ボーナムを栄養剤にして。

 ロックを聴かなくなった。

 私、ライターという職業を始める前は、「ロックスターでしょ。それ以外、魅力ある生き方はないでしょ」と本気で思ってたバカだった。

 で、最近、ウチダユウヤさんに初めて会ったのよ。

 66歳の老ロッカーは、自分の経歴すべて、私が質問する疑問にもすべて、こう言って片付けた。

「ロックンローラーをやっているんで」

 ぎゃふん。

 疲れない人は、ただその一点で偉大である。

 ロックを聴かなくなった。唯一、ニューアルバムを買い続けていたレッチリもなんだよ。日本のホラー映画のCMと連動で、歌もMTVもかっこわる、だ。

 ガガガSP、サンボマスターのサイトにもさっき、行ってみたが、君らはフォークシンガーかい!?

 ロックは役割を終えた、ってことなんでしょう。

 イル・ボーンを知っている人、このブログを見たなら、いいバンド、紹介してくれ。頼まあ。

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2006年6月27日 (火)

本当にアタマきた!!

 二大政党制による、政権交代可能な政治システムがいい。

 本当に頭にきた。政権交代を目指す民主党にこそ、ムラカミヨシアキの友達は多いんだろ?自民党より少ない?

正直に言え!

 偽メール問題で民主党に投票した私を民主党は侮辱した。まず、この1点で私は民主党は絶対に許さない。

 こんどはどうなの? ムラカミファンド問題で日銀と政府、フクイとミヤウチを追い詰めるはずの民主党、ムラカミの友達は絶対に自民党より多いだろ!

 白状しろ! ムラカミのファンド資本主義を支持したのはまず、自民党ではなく民主党だった。

 そうじゃないの?

 闘え、グローバル資本主義者同士で。食い合って自滅しろ!

 本当にあたまきた!!

 我が祖国の国民にはもう、選択肢すらない。

 マツイ議員、ファンド資本主義はいい制度だったと言え。言ってやめろ。

 民主党、競争社会を作れ! 走れ!アメリカに向かって走れ!

 勝手にしろ。私にはもう、選択肢はないんだから。 

 小さな政府を目指す政権党より、さらに小さな政府を目指す二大政党の第二党なんて、歴史上、一個もないよ。

 もう勝手にしてくれ。自軍の同志をどんどんクビ切って(なぜならムラカミの友達だから)、ムラカミの友達を攻撃する? 

 少なくとも、そんな政党、歴史上一個もねえ!!

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2006年6月25日 (日)

日本代表は今日からスタート!

 いやあ、見ましたか。

 アルゼンチンか?

 まあ、アルゼンチンもすごかったけど、ディープインパクトですがな。今日も気持ちよかった。あの馬、空間をぐにゃっと曲げる感じで伸びてくる。馬単も3点予想で当たったし、ディープがらみで儲けたの初めてですわ。気持ちええ!

 で、朝の7時半ぐらいにアルゼンチンにいるカミサンから電話がかかってきたんだけど、「すごいことなってるよ」って、どうやら、広場行って騒ぎに参加しているようだが、テレビ電話じゃないんでわかりませんがな。わし、寝ていて、留守番電話だし。

 ゴール前でサイドチェンジ、胸でトラップ、ズドーン! 

 いいなあ、攻撃にバリエーションはあるし、思い切りはいいし、筋力はあるし、リズムを変えることができるし……。

 歴史に残るロドリゲスのゴール!

 メキシコもすごい。団結力ナンバーワンだ。

 単行本の追い込みで煮詰まったわし、中南米に逃げ出したくなったよ。書き上げたら行くかな、メキシコシティ。ルチャ、マリアッチ、ラム・コークで脳みそのシワ伸ばしきりたい。

 あ、今、ベッカムが出てきた。とりあえず、イングランドとワイルドターキー。

 

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みんなが同じリズムで踊る

 新庄剛志という選手がいる日本プロ野球はまだ幸せだ。

 日本のサッカー選手は、相手のリズムで踊り、ブレイクはできない、変調もできない、カデンツァ入れられない、ソロは……これ、ハナッから無理だな。

 で、もっと悲しいのは、日本のサッカーの書き手である。

 負けたら「怒り」のリズムのみ。

 普段は「格調」のみを重視して書く。装飾のみ凝らす。

 あとは国民感情。シュンスケの1点は「幸運」。力の差はあったが、4年間は無駄じゃない。課題は引き継がれ……。

 うるさい! 本当にうるさい!

 サワキコウタロウさんのように書きたい。エナツの21球のようなものが書きたい……そこからまるで進歩なし!(自戒も含めて)

 ナカタヒデも最悪だったが、ナカタから「聞いてますか?」という捨て台詞を吐かれた書き手のほうも反省すべきだと思わないか。

 日本代表対世界。日本のサッカーライター対世界のサッカーライター。

 そういう意味でジーコの教えは間違ってないでしょ。

 今回のW杯で私が思い知らされたこと。

 それは、書き手としての「個の技術」「個のリズム」である。ナカタヒデが「緩急のあるサッカーができなかった」と言うのをそのまま活字にするのではなく、自らの「緩急」に思いをはせ、世界に通用する「スポーツライティング」を追い求めていくこと。

 作法を習得すること、じゃなくてね。

 池袋本町のダメ人間もがんばってみる。

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世界最強のファンタジスタは京都にいる!

 今夜も疲労困憊。

 原稿を書きながらの競馬観戦ゆえ、気が入らぬが、

 まじめにやれ!

 いや、絶好調でしょう。

 たった800円ぽっちから始まった「藁しべ長者」は、現在23000円超。ジャンポール・ゴルチエの夏物スーツ(バーゲン品)まで一気に突っ走りましょう。

 さあさあ、宝塚記念。当ブログ、ディープインパクト初登場!

 この馬、好き? 嫌い?

 そう問われたら、大好き&すこぶるつきだ。

 史上最強の末脚。次元の違う走り。

 この馬が走ると、ドロ親父のための鉄火場も美術館に変わる。ありふれた競馬場の光景にアンディー・ウォーホルのペンや絵の具が入って芸術品に変わる。

 W杯、日本惨敗の今こそ、世界最強のファンタジスタが京都にいることを誇ろうじゃないか。

 見てくれこの脚! ディープインパクト。これが日本代表の名にふさわしい脚だ!!

京都11レース

⑧単大勝負!!(オッズは不問)

⑧-①⑦⑪

10レース

⑧単複

⑧-③④⑤⑦⑨⑫

9レース

⑯単

⑯-③④⑥⑪⑭

福島11レース

⑫単複

⑫-⑤⑮

10レース

⑬単複

9レース

③単

③-②④⑤⑧

函館11レース

①単

10レース

⑨単

⑨-①④⑥

12レース

⑦単

⑦-②

 サッカーW杯はカワブチキャプテンのボケでオチついちゃった感じ。「オシムって言っちゃった」をわし、「日本の敗北を惜しむ」ということか、って……。

 あんた、本当にスポーツライター?

 フクイもミヤウチもそうだけど、カワブチも辞めたほうがいいんじゃないか。

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2006年6月24日 (土)

奇跡は福島で……

 単行本の追い込みで、疲労困憊。

 日本代表の試合が早朝で、さらに疲労困憊。

 ま、いいもんね。単行本が売れまくって、人生初の税金対策をして……。

 無理だって!

 ファンド「カーライル」に投資してやる!!

 パパ・ブッシュとコネはねえだろ!

 ナカタヒデは今頃、「何やって資産増やそうか」って考えているんだろうな。その前にちゃんと守備をやれよ。なんで、あいつがスターだったんだか、さっぱりわからん。

 さてさて、ドルトムントで奇跡は起こらなかったんで、福島で連続万馬券的中といきますか。

福島11レース

①単

10レース

②単

②-①⑤⑨⑫

9レース

⑩単

⑩-①④⑥⑧⑨⑭

京都11レース

④単複

④-⑪⑫

10レース

⑭単複

9レース

②単

②-⑤⑥

函館11レース

②単

10レース

③単

③-⑧

12レース

③単

③-④

 フクイ総裁は辞めない。ミヤウチヨシヒコはまだ、国会に呼ばれていない。手数料だけ取る、って、いろんなところで声を荒げる、ってだけのムラカミヨシアキよりさらに楽な仕事だ。ミヤウチよ、日本の政策に深くかかわってきたんだから、ちゃんと釈明をするように。

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2006年6月23日 (金)

ナカタの捨て台詞

 聞いてますか?

 ナカタヒデさん、最後の試合でマスコミに毒づいて終わり?

 マスコミもアホなら、日本の英雄もアホ。

 どうすりゃいいの? 

 パンク、レゲエ、ニューウェーブ、ハウス、ヒップホップとかいろいろあったけど、日本人はマツヤマチハルしか聞いてなかったってことだ。

 超かっこわる!

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終った

 静かに見ていた。

 心静かにね。

 奇跡が起こらないか、と思う。

 それよりも、0-4で日本代表が負ける可能性は10倍だよね。

 まず、思ったのは、スタメンにイナモトがいなかったら、許さねえ、ってこと。

 ジーコ、クリアー。

 フォワード、マキを最後まで使わなかったら、許さねえ。

 ジーコ、クリアー。

 あとは、静かに見ているしかないよ。

 シュンスケを代えてオオグロで3トップというのが、私の采配だが、セットプレーもあるしなあ。

 サッカーライター諸君。どう? どうなのよ? 4年間も大騒ぎしてきてさ。

 サッカーというのは、裏を取るスポーツであり、リズムというより、重要なのは、変調でしょ。ブレイク、そして、変調だ。ロナウジーニョの変則リズムでしょう。

 日本代表は、選手を交代しても全員が相手のリズムで踊る。

 基本がわかってねえ。

 反省したまえ。

 怒るだけで大金を取る前にな。

 怒るだけでお金をもらえるなら、そんな簡単な職業はないよ。

 私もスポーツライターの端くれだが、そんな簡単にお金がもらえるとは思っていないよ。

 反省したまえ。

 これから、日本代表は弱くなるだけだ。

 商売を続けたければ、反省するしかないでしょ。ナカタを批判する前にさ。

 引っ張った。引っ張れるまで引っ張ってサッカーバブル崩壊だ。

 

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2006年6月21日 (水)

2-0で日本が勝つ! 信じてる!

 今、ドイツが予選リーグを突破した。

 飲んでたら、「ブラジル戦見ますか?」って聞かれた。

 見るよ!

 2-0で勝てばいいんだろ。

 日本がブラジルに2-0で勝利。

 ありえないでしょ。ありえないけど、もしそうなったら、日本のマスコミは書くね。

 日本優勝!

 いいねえ、日本優勝!

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2006年6月20日 (火)

日本代表、信じているぞ(笑)

 信じているぞ、日本代表。

 私も書いてしまったが、そういう物言いが、全世界に発信されていることを書いている人はわかっているのだろうか。ネット社会、世界中の誰もが、日本発のサッカー記事を読むことができる。

 カワグチ左手は「神の手」で、奇跡を信じて……。

 恥ずかしいわい!!

 名勝負ランキング、ってのを今、やったとしたら、日本―クロアチア戦は何位? ブッチギリの最下位でしょ。

「日本は良くなった」なんて書いてある記事も世界に発信され、翻訳され、読まれるのである。

 ちなみに、アルゼンチンのスポーツチャンネルは「日本代表はオーストラリア戦より悪い。慎重すぎる」と報道した。

 アルゼンチン人の言うとーりである。

 国を愛する気持ちはいいよ。素晴しいよ。でもな、サッカー「ジャーナリスト」までが、「信じている」と書くのはどうなの? 分析しろよ!

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2006年6月19日 (月)

またか、金子達仁さん!

ジーコジャパン 11のブラジル流方程式 Book ジーコジャパン 11のブラジル流方程式

著者:田崎 健太,PLACAR
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

「われわれはまだ呼吸をしている」(ジーコ監督)

 僕らはみんな、生きている!

「うちが得点を決めて、うちが失点しなければ勝てる」(ジーコ監督)

 そりゃそうだが……。

 阪神のよっさん以上に「わかりきったこと」しか言わない監督である。笑かそうとしていない、という意味では、新庄剛志よりオトボケかも。「苦境に立っても動じない」といわれているが、神様なのか、鈍感なのか。

 さっき、アルゼンチンにいるカミサンからメールが来た。むこうのスポーツチャンネルは「日本代表はオーストラリア戦より悪かった」と言っているとか。我が祖国に対し非常に友好的な国でこれなんだから、各国の反応は推して知るべし。つまり、日本代表はまだ一度も、世界を感心させたことがない。プレーに魂が感じられないもの。

 ナカタヒデのメタリック製みたいな能面顔、無機的なコメントに触れるにつけ、今や日本はアニメとTVゲームの国だ、と確信した。すぐに破綻するタクティクスだけ作って魂入れず。ヨーロッパのサッカー記者が「なんでナカタがカリスマなの?」と首をかしげるのもわかる。

 以前、新潟アルベリックスのソリマチ(元)監督から聞いたのだが、「サッカーは裏を取るスポーツだから、屈折したやつ、変わり者ほど強いんだよ」とのこと。ならば、カワブチキャプテンは「サムライ」じゃなく「ニンジャ」を作るべきだったのではないか。体格で劣る、というのが日本人の宿命ならば、なおさらそう。「曲者」と呼ばれる選手が一人もいない、という現状では、前半10分だけジャパニーズ・グルーブで踊っても、あとは、舶来グルーブで踊らされるだけだ。みんな、優しいからね。

 もっと問題なのが、サッカーライター日本代表、不動のワントップ、金子達仁さんの動きの悪さだ。動きが悪いのではなく、動かない。また、『スポニチ』を買ってしまったが、今度は日本代表のこと、1行も書いていない。<ライン川の流れのような予定調和>とか、無駄な装飾は凝らしてあるが。もしかして、速報できる新聞より、付き合いが長くギャラがいい雑誌を優先している、ってこと? だったら、「曲者」にもほどがある。新聞社からのオファーは断るべきである。

 今、ドイツに集まっているのは、各国を代表するサッカーの書き手だ。

 金子達仁さん、世界で闘っている自覚ある?

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競馬必勝法、教えます

 というわけでまあ、「信じてる」「パワーを送って」「夢をくれた」「土壇場で奇跡が」なんて気持ちの悪い言葉が飛び交う「お通夜」をやってもしょうがないんで……。

 万馬券の取り方、教えます。

 詐欺師のブログかよ。たった2万円取っただけでいい気になってねえ?

 いいんだよ。わしが競馬予想ブログを立ち上げたのは、こうやって一人でワイルドターキーを飲みながら、自慢話がしたいからなんだよ。

 一応、プロの物書きなのに!?

 雑誌じゃできないんで、激しく自慢がしたい。

 なんか小さい。男として器がものすごく小さい。

 ほんと、こういうこともあるんだな、って話なのよ。

 馬券は当たらん。開催替りの騎手どもは、むちゃくちゃな競馬をして根拠のない穴ばかりが出る。6月18日の午後、わしはおなじみの感覚に襲われていた。

 馬がグルっと回ってくるだけの話じゃん。面白いか、こんなもん。

 競馬は本当に危機的状況である。それでもわしの周りのダメ人間は懲りずに馬券買いを続けてはいるが、昨日はほんと、競馬から離れていったファンの気持ちがよくわかった。W杯をテレビで観ていると、ガーナの知らない選手のプレーにだって「おお!」ってなるよね。そういうものが今の日本競馬にあるだろうが。しかも、W杯はほぼタダで観れるが、競馬をだらだら続けていると、最低でも(わしも最低の金しか賭けないが)5000円はぶん取られる。ペースとは何か、ってことがまるでわかっていない騎手が暴走して、単勝200倍の馬二頭がワンツーを決めたりして、理由もエクスキューズもなくぶん取られる。

 わしはパッドクでの馬の状態を新聞に書き込むこともやめて、疲れていた。ただただ疲れていた。

 疲れているうちに、銀行残高がやばいことになってきて、3場のメインと最終に100円玉をどう配分するか、というところまで追い詰められた。疲れてたんで、メインを適当に買って最終は買わずに飲みに行こうか、なんて考えたが、これをやらないでよかった。メイン終了後、残高はわずか900円。900円ぽっち。

 で、福島最終レースだが、普通、わしは穴馬の単複から買う。⑪サウザンブライトの単複200円が優先事項なのだが、函館(ここでも馬単5220円的中!)、京都が勝負レースだったんで、最後に残った200円で馬単だけ2点買ったのであった。煙草も買えないはした金である。わしは完全にオケラになったな、と思った。

 さて、⑪番のサウザンブライトですが(ゲートインのヨシトミさん口調)、これ、バカにしちゃだめでしょう。前5走中4走で34秒台の上がりの脚を使っている。わしは、500万条件では35秒3までを優秀な上がりの脚としてマークする。となると、前5走すべてが当てはまるのである。迷わず、単複である。

 では、馬単のヒモ2点はどうやってピックアップするのか。

 これは簡単。『1馬』の馬柱を見て、近走、ペース「H」のレースで5着以内に入った馬。このレースでは、④ワイアットアープ、⑯マイネルホルスしかいない。

 数年前に気がついたのだが、二桁着順が続いてハイペースで5着、またスローで二桁着順、といったような馬がたくさんいるのである。「スローペース症候群」という言葉があったが、こういう馬はスローペースでその能力をそがれているのではないか、と考えたわけである。であるならば、いつか能力を発揮する舞台が訪れて、大穴を出すんじゃないか。

 ワイアットアープが穴馬?

 御説ごもっとも。この方法を始めてからわかったのだが、馬単のヒモ「ハイペース好走馬」は前5走ぐらいで「5着以内」という条件があるために、超人気薄から本命馬まで同じレースで同時にピックアップできるのである。しかも、ハイペースのレースは希少で馬単馬券は絞りに絞れる。わし、馬単は基本的に6点までしか買わない。

 まったく逆の目が出たのが、同じ日の函館12レースである。単勝は、一番人気の⑫ダンスオブサロメを買ったが、馬単5点で2着の⑧メイショウアモーレを拾うことができた。この方法を始めるまでは「こんな馬どんな根拠で買うの?」な馬である。

 我ながら、非科学的な予想だと思う。しかし、結果的に「馬単で絞りに絞って穴を買う」ことで回収率は格段に向上した。

 単なる偶然?

 だから、ハイペースで激走した馬は、いつ、自らの能力を爆発させるかわからんのだよ。

 IPATとグリーンチャンネルという環境の激変で、切実さは薄れたかもしれない。しかし、ポケットを探ったら出てきた200円ぽっちが一発大逆転をやってこますのが競馬。

 疲れは吹っ飛んだし、やっぱ、一生、競馬はやめられそうにない。 

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サッカーを見て、笑おう!

 ダメで苦しい男の人生におけるささやかな慰めであるはずなのに……サッカーの最高峰の試合を見るのは体に悪い。精神衛生上、非常に悪い。日本だけではない。クロアチア国民にとってもそうだ。

 一世一代の場面で、インサイドキックで流し込む、という基本中の基本ができない「テクニシャン」ヤナギサワ!!

 PKを決められないヨーロッパのクラブのレギュラー選手!!

 ダメの二乗である。

 サッカーは一億人の頭を抱えさすためにあるのか。

 ひげを剃り、水垢離をし、煙草断ちをし、君が代を歌い、正座して見てたのに、なんの慰めもくれない。見返りなし。

 私もスポーツライターの端くれなんで、作法に従ってこう書いておこうか。

 日本代表、信じてます!(笑)。

 ブラジル戦ではもう、水垢離も煙草断ちもしないけどね。

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2006年6月18日 (日)

万馬券的中! とったどー!!

とったどー!!

とったどー!! 最終で大逆転じゃい!

IPAT当日投票内容照会結果
 

受付番号:4542   受付時刻:15:55   受付ベット数:9

受付内容
件数場名レース式別馬組金額的中
(1) 函館(日) 12R 単 勝  12
100円
的中
(2) 函館(日) 12R 馬 単 1着ながし 1着:12
相手:03,04,06,08,10
各100円(計500円)
的中
(3) 福島(日) 12R 馬 単 1着ながし 1着:11
相手:04,16
各100円(計200円)
的中
(4) 京都(日) 12R 単 勝  06
100円
  
購入金額 900円   払戻金額 19,320円

13466912

Copyright (C) Japan Racing Association.

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的中数? 回収率?

 とったどー!

 またかよ。

 数は取ったのよ。単勝はようけ当たったなあ。

 ローカルに入って、出走頭数が減ったからだろ。

 ようけ叫んだ。楽しかった。

 とったと言ったって、単勝140円とか、馬単570円とかだろ。

 いいの。よっしゃー、って叫んだ数が人生を豊かにするの。人生のコクなの。違いがわかる男なの。

 で、お金は増えたの?

 ポルトガルのデコってすごいよね。日本代表には、17歳も21歳もいないよね。

 議題を変えるな。

 日曜日の福島メインですが……。

 また、つなぎなしかよ!

 まあ、リズムは掴んだ。あとは、馬単の爆発だ。

 福島メインのBBCは、また芝1200メートル。土曜メインでは、勝ったのがサクラバクシンオー産駒。ツースリーはスピニングワールド産駒というブラッドバイアスっぽい結果。休み明けだが、上がり33秒台の脚を3連続で炸裂させているスピニングワールド産駒、スピニングノワールから高配当狙い。

①単複

①-⑦⑨⑪⑭⑮⑯

 京都メインの芝2000メートルは、なぜかサンプルが少ない舞台。オープン競争はもちろん今年初。皐月賞、天皇賞(秋)の基幹距離なのに、500万以下のレースしか組まれていなかった。謎。

 京都芝コースは、サンデーサイレンス産駒が最も多くの勝利を挙げる舞台だが、2000メートルに限ると、「サンデーサイレンス産駒ではないサンデー系」が穴を出す。これも謎。「番組番外地」かつ「血の番外地」の様相を呈しているのだ。そこで、血統論の裏街道、トウカイテイオー産駒のヤマニンシュクルから入る。

⑭単大勝負!!

⑭-②⑤⑫⑬

函館11レース

⑥単

⑥-⑩⑪

福島10レース

⑪単

福島9レース

④単

④-③⑥⑦⑨⑪

京都10レース

⑩単

京都9レース

③単複

③-⑥⑦⑧⑩⑪⑭

京都3レースは勝負レースだ!

⑧単大勝負!!

⑧-⑭

函館10レース

①単

①-②③

函館12レースは勝負レースだ!

⑫単大勝負!

⑫-③④⑥⑧⑩

 日本代表についてはテレビに出ている人全員が「大丈夫です」とゆうが、テポドン発射については誰も「大丈夫」ってゆってくれない。どっちも不安。

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2006年6月17日 (土)

どっちもがんばれ!

 アルゼンチンの人は、幸せなんだろうなあ。今頃は、6本のゴールをそれぞれ200回ぐらいリプレイ放送してるんだろうなあ。

 しかし、W杯の日本戦以外を観ていると「どっちもがんばれ」って気分になるのはなぜなんだろうなあ。

 なにをまったりしとるんだ?

 アルゼンチンもスペインも強くていいなあ。

 それに比べて、あんたは……。

 番長の200回してあるのを打ってダメ。俺の空で「大興奮準備中」という文字を見てスカ。番長に戻って3箱出して280回回してあるのを打ってケもなし。やっと、670回回してある台に座ったが、1190回でバケ。特訓開始がスカ。あとはケもなし。

 じっと手を見る。

 今週、こいつの予想に乗っちゃダメってことだぞ。

 京都メインですが、

 つなぎ、なしかよ!?

 京都ダート1200メートルのブラッドバイアスは……いやこれ、聞いたことのない種牡馬の産駒を買え、ってことだな。イルージヴクオリティって何者? テイルオブザキャットって? ディキシーユニオンって? タックスパラダイスって?

単にあんたが血統に無知なだけかも。

 要は、ミスプロ系、ストームバード系といったアメリカン血統が一本調子に押し切ってしまう舞台。開催代わりなんで、ここでもミスプロ系が馬単のヒモになるのかどうかは、とりあえず見だ。

⑥単

 福島メインの芝1200メートルは、タイキシャトルなどヘイロー系が穴を出しまくっていた舞台。しかしまあ、ここも見。

⑨単複

⑨-①②③⑥

函館11レース

④単複

④-①⑥⑦⑧

京都10レース

⑥単複

京都9レース

⑮単

⑮-⑧⑨⑫

京都8レースは勝負レースだ!

⑬単大勝負!!

福島10レース

⑬単

福島9レース

⑭単

⑭-⑤⑫⑯

福島8レースは勝負レースだ!

⑤単大勝負!!

⑤-②

函館10レース

⑥単

⑥-⑤

函館9レース

⑤単

⑤-②⑥

函館7レースは勝負レースだ!

⑦単大勝負!

函館4レースは勝負レースだ!

①単大勝負!!

①-③⑩

函館2レースは勝負レースだ!

⑪単大勝負!!

 今日、『スポニチ』を買ったら、金子達仁さんがポーランドの敗戦に泣いている。「日本代表よ、血の涙を流せ」はどうなったんだよ!? 「世界大戦代行業」であるW杯に大金もらって行っているのに、なぜ、ポーランドに泣くかなあ。

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2006年6月16日 (金)

貯蓄から投資へ、というイカサマ

 日銀総裁がムラカミファンドに1000万円預けてた、という国民を舐めくさった、対外的には国辱事態についてはまあ、いろいろな人が批判してくれると思う。

 さっき、参議院の中継録画をネットで見ていて、気になったのは、コイズミが「貯蓄から投資へ」という流れが正しいことは、誰もが理解してくれるだろう、と堂々どっこで発言している点である。民主党はそれに反論すらしない。

 まず身近な人から。日銀総裁がゼロ金利を続けるから、ダンサーとしての活動資金を株に入れたうちのカミサンの相方は、地球の裏側、アルゼンチンで追証発生の恐怖におびえていた。ムラカミショックのせいである。つまり、損した。

「貯金せずに株でも買おうか」と思った人にとって、一番買いやすかった株は何? 一番安いライブドア株である。百分割するからね。ホリエモンの本を買ったら付録でついてきたりする株だ。

 ここの株主はものすご損した。

 日本のモノづくりの象徴と言える企業はどこ? たとえば、松下電器産業株は250万円なければ買えないのである。一見さんお断りの高級会員制クラブみたいなもんだ。モノの裏づけのある株はわしらには手が出ない。「貯蓄から投資へ」という国策は、国民に「博打をやれ」って言っているのである。

 貯蓄から投資へ、って日本の最高権力者は言うけどさ、50万円の金しかしかないやつが買える株はおのずと限られるわけでしょ。市場の公平性なんてハナッからないのだが、平均株価が上がっている局面では、そういう人も儲ける。

 なんだ、株って儲かるじゃん、ってなって、信用取引を始める。また、株価が上がる。

 そういう局面で、ムラカミはホリエモンをカモる。リーマン・ブラザーズを紹介して、ホリエモンは大借金をして、ニッポン放送を買おうとする。買いが入ったら、ニッポン放送株が根拠のない高騰をして、ムラカミは売り抜ける。リーマン・ブラザースは、一般的な金利の数十倍? わしもよくおぼえていないだが、ものすごい利益を上げる。

 損した人、何人? ライブドアの株主って何万人だったっけ? 一般投資家はムラカミファンドに投資できないし、リーマン・ブラザース株は買えないし、株価が下がって泣く。ただ泣いて寝る。ホリエモン、ムラカミは市場から退場。

 得した人何人? 少なくともリーマン・ブラザースは得した。ムラカミファンドに投資して、ひっそりと資本を移動した外資は得をしたが、誰も調べないので誰なのかわからない。もちろん、フクイ日銀総裁も「プチ得」をした。政府の諮問機関ででっかい椅子に15年も座っているオリックスのミヤウチヨシヒコはプチじゃない得をした。

 インサイダーは、ムラカミ、ホリエモン、リーマン・ブラザース、名前のわからない外資、フクイ、ミヤウチヨシヒコ。そのうち、ホリエモン、ムラカミは退場。フクイも辞めなきゃなんないだろう。ミヤウチは?

 日本人、ほぼ全員退場じゃん!!

 インサイダーは全員、筋金入りの市場原理主義者だが、日本人だけが退場なのだ。つまりこれ、思想の問題じゃない。学歴、スピード、はしっこさなんて要素でもないんじゃないか。博才も関係ない。

「貯蓄から投資へ」って国策によって、わしらの金はアメリカ大陸に渡ったのである。

 こんなイカサマ、放置していていいの?

 こういうイカサマで自動的にアメリカに献上される金が原資の25%以上なら、わしは株なんかやらずに競馬をやるね。

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2006年6月15日 (木)

サッカー「ジャーナリスト」諸君!

 ジャーナリストなら、真実に対し目をつぶる、ってことだけはしないよね。

 シュンスケの得点である。ジャーナリストの誰もが、あれを「幸運」と書いているのはなぜ!?

 不正が行われてもそれが「国のためになる」なら、ラッキーなの?

 戦前の新聞かよ!?

 私も4年に4回(良くて)のことゆえ、君が代を歌い、国粋主義者になって祖国を応援したけど、激しくしらけた。

 ヒディングの言う通りだろ。正義はなされたのである。日本があのまま勝っていたら、ブーイングの嵐である。

 祖国は、0-3で負けた。あと6分がんばれば、とかっていうエクスキューズはなしだ。

 不正があり、それに対して闘った人がいる。ジャーナリストなら(私はジャーナリストなんかじゃないぞ)、そのことこそ、讃えるべきなんじゃないか。

 日本代表は大丈夫です。

 まだ言うか、ジャーナリスト!

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2006年6月14日 (水)

金子達仁さん、やっぱり「重役執筆」ですか?

 やっぱりそうか。金子達仁さんはじっくり書いていた。他のスタッフがドイツの午後に時間との闘いを強いられる中、推敲に推敲を重ねた結果……結果が、これかよ!?

 まだ、天気の話をしている。

 右へならえ、でシュンスケのゴールを「ジャッジミス」ではなく「幸運な先制点」と書く。

 で、怒る。怒りがこみ上げてくる。

 でも、敗因は<選手の責任なのか、それともスタッフの責任なのかはわからない。>

 取材をしていないし、練習を見る限りでは日本代表のコンディションはよかったから。

 10年に一度の衝撃も、2夜が明ければ、どうってことない。誰もが日常に戻っていかなくてはならない。しかし「記録する人」には、それなりの責任感があってしかるべきだと私は思う。サッカーW杯という「新市場」で大儲けをしてきたんだし。

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金子達仁さんの記事を待ちつつ、韓国代表

 金子さん、金子さん!

 もう書いたよね。

 期待してまっせー!!

 血の出るような原稿を、ね。

 韓国代表、キビキビしてたよねえ。ほんと、強い。

 日本代表・・・・・・さっき池袋で飲んでたら、「W杯なんてやってないよね。なんの話?」ってゆわれた。なかったことにしよう、ってことだ。だって、ブラジルとやったら、どうなんの、って話だ。

 シュンスケ、ヒデは大好きな選手である。しかし、彼らが十代の頃からこっち、この二人のポジションを脅かす選手は一人も出てこなかった。それが異常事態であることを指摘するもの書きは一人もいなかった。

 で、去った選手は誰?

 ゴンナカヤマである。

 後半に投入すだけで、「ゴンさんのようにわしもがんばる」と10人に思わせた人だけが消えているのである。

 で、4年が過ぎ、世界大戦の舞台で……。

 もう一度、金子達仁さんに問う。

 日本代表のことを書き続けて、少なくとも、面白かった?

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2006年6月13日 (火)

4年も引っ張って、そりゃないだろう、金子達仁さん!

 今朝、『スポニチ』を買った人、ご愁傷様。

 カネコタツヒトさんのコラム、ありゃなんだ!?

 10年の一度のショックともいえる日本代表の敗戦にはたった一行触れただけで、呑気に天気について語っている。「暑くなれ、暑くなれ」って、暑くなってバテたのは、フクニシ、ヤナギサワ、ツボイじゃん! わざわざ、ライターをドイツに派遣して、速報できない新聞社もアホだが、ライター自身が「日本戦はじっくり書きたいんで、翌日は勝敗を入れる修正だけで」なんて言ったとしたら偉い。本当に偉いさんだ。

 カネコさん、4年も引っ張ってきたんじゃないの!?

 新戦力は育たない。「神様」ジーコには文句は言わない。それでも、毎度毎度、日本代表、日本代表ってね。「日本代表よ、血の涙を流せ」なんて書いてあるのを見たが、本当に血の涙を流しているとき、カネコさん、何してたの。もしかして、単なる観客!? 今、じっくり推敲に推敲を重ねて原稿を書いているの!? スポーツ紙の記者として、それでいいの!?

 で、負けたら怒る。「予想通り」なんて書いて怒って、原稿料と印税をいただく。そういう生業があるんなら、わしだけじゃなく、すべてのダメ人間がやりたいだろう。

 そもそも、サッカーって世界中のダメ親父たちの娯楽であるはずなのに、現地からのレポートを読んでニヤリとも笑えないのはなぜ!? 芸風は「怒る」のみか!? だったら、セルジオエチゴさん一人いればじゅうぶんだと思うがどうか。

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本当に言葉がないよ。

「ドーハの悲劇」以来の衝撃である。

 前半、シュンスケの1点は、昔ならキーパーチャージ。少なくとも疑惑は残る。

 今、締め切りに追われながら、原稿を書いているすべてのサッカー・ジャーナリストに私は同情する。言葉をなくしてそれでも何かを書かなくてはならない人に同情はするが、楽観を口にした人については、エクスキューズはなしだ。

 なぜなら、こうなることはわかっていたからである。

 オーストラリアでサッカーをしている人とは何者か。ラグビーをやってダメだった人である。タイでサッカーをやっているのは、ムエタイでダメだった人である。

 日本の国技は何?

 相撲だ。

 相撲やってダメだったからサッカーに転向した人を私は知らない。

 サッカーをやってダメだったから、格闘技に転向した人を私は一人だけ知っている。チョーノマサヒロである。だから私、冗談だが、オーストラリア戦限定でチョーノをディフェンスの真ん中に入れろ、と言い続けてきた。もちろん、冗談だが、世界大戦であるW杯で誰がぶつかってきても絶対に倒れないディフェンダーが一人もいない日本代表こそ冗談だ。ケンカで勝てるやつが一人もいないのだ。

 ケンカでは絶対勝てないのにパス回しはむちゃくちゃうまい。それが日本代表ではないのか。

 190センチの日本人は、普通に街を歩けば出会えるが、サッカー日本代表になるやつは一人もいない。

 いてもいいだろ、と思うのは私一人だろうか。相撲と柔道の国で一人もいないのである。

 ツボイなんて気合入れて丸坊主にしたら赤ちゃんのようなかわいい顔だもの。足つって交代だもん。

 つまりはヤワ。「これしかねえべ」と同じ攻撃を繰り返す相手に対して「対応できてる」というだけでは・・・・・・。

 我が祖国は、負けるべくして負けた。

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2006年6月12日 (月)

言葉なし

 私のチームにゃ意味がない。

 オノシンジの投入にどんな意味が?

 勝ってるチームがバランス崩してどうすんの?

 試合後、ミヤモトも言葉なし。

 ミスジャッジがなければ、0-3だよ。

 私のチームにかける言葉があるとしたら、

 あんたら、サッカー上手だよ。上手なだけだ。

 強くねー!!!!!!!!

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昔ならキーパーチャージだが

 やっだー、やっだー、シュンスケがやっだー!!

 4年にいっぺん、今夜は国粋主義者じゃい!

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2006年6月11日 (日)

食い倒れてる場合じゃない

 福岡で至福、だったんだが、地方での競馬環境ってもはや最悪だよね。ラジオですら中継なし。短波ラジオを買おうかとも思ったんだが、AM専用が880円からあるのに短波専用が8000円とはこれいかに!?

 というわけで、くたくたに疲れて(福岡空港のゲート混みすぎ)、池袋に帰ってきて、結果をなぞって腹ばいだ。

 東京9レース、1着ホウショウルビー、2着ラッセルバロウズの着差は二分の一ですか。やりきれん。ゴトウが勝ちきれてたら万馬券だが、複勝460円じゃどもならん。馬連でも万馬券なのだが・・・・・・。そうやって、スタンスを変えてたら、最後にはワイドを何点も買うことになってしまうんだな。

 中京芝1200メートルでは、今日もサクラバクシンオー産駒が馬券になりまくっていて、メインはシーイズトウショウ、わしも5レースで複勝1230円というのを取ったが、鉱脈発見が遅すぎる。アタマからサクラバクシンオー産駒の単複を自動的に買い続けてた人は大儲けなんじゃないか。掴みかけて開催終わり、といういつもパターンなんすよねえ。

 下降線のまま、ローカルへ、ってのもいつものパターンのような気が・・・・・・。

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食い倒ればい

 ヤフードームの鳥炭火焼き、おいしゅうございました。元祖長浜屋400円、替え玉50円、やっすー!
 今日はシンジョーくんの親父さんと6時から楽しく呑んで(父子ともに最高! ありがとうございました)、仕事が終わると、とん吉で餃子、味噌ホルモン、つくね、しめにラーメン。替え玉硬め。バカうま!
 つーわけで高カロリー予想じゃい!

東京11レース 10単 10―1・4・8・11・12・14・17

10レース 14単

9レース 10単複 10―1・4・5・6

中京11レース 14単 14―6・10・17

10レース 4単 4―1・3・7・8・9・10

9レース 13単

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2006年6月10日 (土)

博多にて

博多にて

 日経平均を教えて。
 アルゼンチンにいるカミサンからメールがくる。うちのサイはタンゴの踊り子なんで。
 サイの相方が今回の暴落でアワをくっているらしい。で、わしも株価チェックして、メールで報告してたんだが、朝は買い気配、反発か、と思ったら、ガクンと落ちて前場終了。福岡で飛行機を降りたら、今度は上がっとる。
 今の株価はさっぱりわからん!
 しかしまあ、地球の裏側から追証っのても、ある意味、ダメ人間、ある意味、かっちょええ!
 競馬には追証はないんで、今日も気合い入れていきましょう。

東京11レース

7単複

10レース

3単複 3−5・15

12レース 1単複 1―8・11

中京11レース 11単複大勝負!!

10レース 5単 5―1・3・9・10

9レース 7単複 7―2・4・12・13

12レース 4単複大勝負!! 4―8・10・14
 うおー!
 携帯で原稿書くといじいじするわ!

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2006年6月 8日 (木)

ファンドバブル崩壊!!

 新庄剛志は天井から舞い降り、ムラカミヨシアキの「聞いちゃった」という弁明は完膚なきまでに突き崩される。すべて世はこともなし。

 これ即ち「ファンドバブル」だったということである。ファンドという単なる「札束の塊」が利益を上げるためには、どうしたって「カモられるやつ」が必要である。それが今回はライブドアのボンクラどもだったわけでホリエモンやミヤウチが「ムラカミは裏切り者」と罵倒したって遅い。そういう筋書きになっている。ムラカミは「プロ中のプロ」と何度も叫んだが(稼げるやつは普通自分のことを「プロ」とは言わんだろ)、超高学歴のエリートがイカサマのみに没頭する、という現実がなんとも侘しい。実質経済の100倍の金がモノの裏づけもなく世界中をグルグル回っている、という現状では、エリートがモノづくりに戻ってくることなど期待するだけアホということか。我が祖国が、モノづくりでしか生き残れないことは誰の目ににも明らかなのに。

 アメリカはすでにモノづくりで国民を養う、という国策を捨てた。皆の衆、自分の部屋を見渡してみたまえ。アメリカ製品がいくつある? ちなみに、我が家にあるのはフェンダーのギター一本とウィンドウズとインテルとリーバイスのジーンズ3本、たまにワイルドターキー。そんなもんだ。これもイカサマだが、そういえば、日本の保険会社と契約したはずが、いつのまにかアメリカの金融屋に乗っ取られている、ということはあったな。アメリカの国策とは実はこれで、アメリカによる日本の保険屋乗っ取りでどういう社会が生まれるか、ということについては、ポール・クルーグマンの次の記事を参照してくれたまえ。

http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/

 オリックスのミヤウチヨシヒコ、元通産省のムラカミヨシアキ、新古典派経済学者、タケナカヘイゾーらは、アメリカの国策をコピーし、投機にも資本の移動にも企業買収にも労働者の首切りにも「柔軟」な社会を闇雲に作り上げてきたが、これが絶対に負ける博打であることに誰も気づいていない。

 実はこれ、小学生でも解けるクイズである。

 アメリカにあって日本にないものはなに?

 答 軍事力。

 アメリカのファンド資本主義は、殺人と破壊と暴力であらゆる場所に「市場」=新たな賭場を開帳できるスーパーパワーがあってこそ、成り立つビジネスモデルなのである。ちなみにブッシュのポチがやっている我が祖国については、暴力を使わなくても文書を出せば、勝手に金を差し出してくれる。アメリカのスーパーパワーへの恐怖心とファンド資本主義への抵抗というオルタナティブで真っ二つに別れているのが現在の南米だ。

 ファンドバブルが崩壊しても、パパ・ブッシュがやっているファンド「カーライル」だけは今後も利益を出し続けるだろう。

 皆の衆、戦争だけが利益確保への道、という資本主義がいつまで生き延びられると思う?

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2006年6月 5日 (月)

ムラカミ会見

 潔し、とはいえるだろう。

 ムラカミは、あっさりとインサイダー取引を認めてしまった。これで、市場の混乱は最小限のものになるだろうし、アメリカの投資家も正体を暴かれることなく、ひっそりと資本を移動できる。ホリエモンとは違い、ムラカミには「身内を守る」という最低の義はあった。

 怪人、退場。最初は「正義の味方」として。最後は「金の亡者」として。

 たとえば、「時価10億円の土地を購入時の7千万円と記入する」といった(西武なんかのやり方)不法ではない不正が、現実には金額の差異がこの国にゴロゴロと転がっていた時代には、ムラカミも「正義の味方」でいられた。しかし、ファンドが乱立し、差異を喰いまくった結果、ムラカミは「阪神株は1200円の価値がある」と言い張る単なる「金の亡者」と成り果てた。ホシノさんは「天罰」と言ったが、これもまた、市場原理主義の掟、つまりは「資本主義の終わり」を象徴する出来事に他ならない。「株主価値」じゃ「上場の意義」じゃいうても博打は博打じゃけん!

 ひとつ気になるのは、ホリエモンらのことを「自分の考えに共鳴してくれる人」と呼び、単なるマネーゲームである株の購入について「涙が出るほどうれしかった」と表現している点だ。これはなんとも気持ちが悪い。

 コイズミ政権下、いつのまにか勝ち組の言語圏、勝ち組の倫理がそこにある。世間とは隔絶した形で。

 日本人は、この気持ち悪さと長く付き合うことになるのだろう。

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2006年6月 3日 (土)

安田記念は内から伸びる馬

 テレビをつけっぱなしで競馬予想。ファイターズ戦にタイガースのサヨナラ勝ち、K-1の怪物対決(この競技、採点を根本から見直すべきだ)・・・・・・とまあ、ここまでよかったのだが、『世界がもし100人の村だったら4』ってのが始まって、「ながら」でも泣けてくる。涙なしには「ながら予想」ができない。で、ティッシュを目に当てながら競馬新聞に向かっていると、アベ官房長官が出てきて、グローバル資本主義の尖兵のくせに「目を向けていかないと」とか言う。しれっとして言う。今度はハラが立ってきて・・・・・・。

 ええい、不肖・中田47歳、お前は一体何をやっておるのだ(自分叱責)。

 こういう場合は、酒屋でただでもらった「ぐびなま」を冷蔵庫から出してきて・・・・・・。

 うぐうぐうぐうぐ・・・・・・。

 ぶはー!!

 安田記念いきましょう。

 まず、心配なのは馬場状態だ。土曜日のレースで外から交わされた馬が内から差し返したように、まだ、ダメなのだ。まだ、外差しがききにくいままの馬場状態の上、内柵が移動。③テレグノシスが人気してるみたいだけど、これ、外差しがきれいにはまって3着の馬だよね。内のこだわった騎乗を続けているタケに乗り替わったからといって、この馬が内から伸びてくる姿は想像できない。よって切り。

 じゃあ、先行馬は、というと、おろ?

 新聞のコメントを読むと、逃げて大変身の⑰オレハマッテルゼ陣営、が「先行したい」としか言っていない。⑨ローエングリン陣営は「好位が理想」、⑤メイショウボーラー陣営にいたっては「騎手にまかせる」・・・・・・。

 おいおいおい。どれが逃げるんだよ。例年なら、ローエングリンがじわっと行って、2ハロン目から急加速、10秒台のペースになって、香港勢はここで脱落・・・・・・。最後1ハロンは12秒台での我慢比べ、というタフなレースになるはずなのだが、ローエングリンも7歳、ラップタイムを見てもオレハマッテルゼは大した逃げ馬ではない。⑰オレハマッテルゼの超スローな逃げ切り、なんてことになったら、「アホ」と呟いて最終レースで勝負しましょう。

 わしの◎は②ダンスインザムード。鞍上のキタムラはこの舞台で3勝。今年の東京マイルは、サンデー系が穴を出す、という不思議な現象が続いているし、土曜日の3つのレースもほぼサンデー系で決まっている。

②単

 馬単の相手は、当然、GⅠのタフな流れで②に先着している①ダイワメジャー、⑥ハットトリック、この舞台では穴血統の⑧フジサイレンス、「ハイペース好走馬」⑬エイシンドーバー、この舞台ですでに4勝のヨコノリ⑭インセンティブガイ。

②-①⑥⑧⑬⑭

 中京メインは芝1200メートル。穴が出まくってわしがやられっぱなしの舞台なんで、大汗かいてブラッドバイアスを調べてみると・・・・・・・。穴はほぼ、「サンデー系が勝ちきれない」という現象にすぎないことを発見。他場で惨敗したサクラバクシンオー産駒が面白いように馬券になる。

⑭単

⑭-②⑥⑦⑨⑯

東京10レース

③単複

③-⑮

東京9レース

⑧単複

⑧-③⑤⑨⑩⑮⑱

東京12レース

⑭単複

⑭-④⑦⑫

東京7レースは勝負レースだ!

⑬単複大勝負!!

⑬-③④⑤⑫⑭

中京10レース

⑩単複

⑩-④⑤⑧⑬⑭

中京9レース

①単複

①-⑤⑦⑧⑨⑩⑭

中京8レースは勝負レースだ!

③単大勝負!!

③-⑤⑥⑦⑭⑯

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ブリッシュラックのラップタイムは?

 困るよねえ。

 『1馬』を買ったら、本命がブリッシュラックになっている。

 そんな馬、知らんち。

 ブリッシュってどういう意味か、わからんし。ブリティッシュの誤植か。

 でまあ、ネットを漂流して、やっと香港チャンピオンズマイルの映像を発見。それを見ると・・・・・・。

http://www.hongkongjockeyclub.com/english/racing/Results.asp?RaceDate=07/05/2006&RaceNo=7

 画面が小さすぎてようわからんち。

 ブリッシュラックは外から差しきるのだが・・・・・・。

 まず、『1馬』よ、情報を精査せよ、と言いたい。ネット時代なんだから、何番人気かぐらいはわかるだろうし、ラップタイムすら載っていないのは、「やる気ないです」って言っているのと同じだ。

 ちなみに、チャンピオンズマイルのラップは、

 24・6-23・2-23・4-22・5

 香港では400メートルごとにタイム計測するらしい。これも確かなデータとはいえないが・・・・・・。

 この7歳せん馬、強い?

 ちなみに昨年の安田記念の400メートルラップは、

 22・9-22・7-23・2-23・5

 日本のマイルGⅠの特徴は、前半の2ハロン目が強烈に速くなることで(10秒台が普通)前半のラップタイムがまるで違う。ブリッシュラックの上がりの脚は優秀だが、去年も前半に置かれたため、4着と届かなかったのではないか。

 さらに言えば、香港のシャティン競馬場は、平坦コース。それも単なる平坦じゃなくて「下り坂」のみあるコースだと書いてある。そんなん日本のどこにもないよね。

 結論。香港のマイル王をわしは切る!!

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2006年6月 2日 (金)

さあ、東京GⅠシリーズも大詰めだぁー!!

 株屋は退場。ギャンブルドロ親父の時代だぁー、ってことで気合入れていきましょう。

 東京メイン、ユニコーンステークスの舞台は、ダート1600メートル。比較的堅い決着が目立つ舞台だが、さっき大汗かいて調べたら、「穴血統の流れ」のようなものを発見。

 第一回、ミスプロ。

 第2回の下級条件、サンデー系。

 第2回の1000万条件以上、ノーザンダンサー系。

 わりとくっきり、こういう流があるわけね。

 混戦模様のこのレース、単も馬単も、ノーザンダンサー系で行くぞ。

②単

②-④⑧⑫

 中京メイン、関が原ステークスは、芝2000メートル。ここはサンデー系の独壇場。

①単

 馬単は「ハイペース好走馬」へ。

①-③⑤⑧⑩

東京10レース

②単

②-⑨⑮

東京9レース

②単複

東京8レースは勝負レースだ!

③単大勝負!!

③-④⑤⑥⑧⑪⑫⑬

東京6レースは勝負レースだ!

⑨単大勝負!!

⑨-①

中京10レース

⑦単複

⑦-②⑤⑩⑫

中京9レース

⑩単

中京8レースは勝負レースだ!

④単大勝負!!

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ついに本丸、ムラカミファンド!

ヒルズ黙示録―検証・ライブドア Book ヒルズ黙示録―検証・ライブドア

著者:大鹿 靖明
販売元:朝日新聞社
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 ついに黒幕にも捜査の手が伸びた。悪魔の囁きでイケイケのヒルズ族を焚きつけ、自分は2番手3番手の株主として利益を確保する、というムラカミヨシアキの手法も破綻したことになる。ここまで時間がかかったのは、ムラカミが法の網を巧妙にかいくぐろうとしたからだろう。

 疑問は数々ある。

 ムラカミ本人は、ライブドアの経営を「健全」とみなしていたのだろうか。だとしたら、ムラカミはアホである。

 ムラカミに巨額の金を託しているウォール街の連中はどう出るのか。そこには当然、ブッシュ政権の中枢もかかわっているはずで、ここまで時間がかかったのは「ブッシュ政権に迷惑がかからない」ようにする資金の引き上げなどが行われたのではないか。つまり、政治的「インサイダー取引」の有無である。

 ムラカミは丸裸にされ、巨額の円だけがウォール街に移動された、ということではないのか。その「円」とはつまり、ムラカミが吹く笛に踊らされマネーゲームに狂騒した一般投資家の金である。

 タイトルに「本丸」と書いたけど、実はムラカミの背後には、もっと悪質な「奥の院」が存在する。この事態に至っても日本の権力はオリックスのミヤウチヨシヒコを構造改革の旗手としてでっかい椅子に座らせ続けるおつもりか。

 楽天のミキタニだけは無罪放免?

 少なくとも、阪神ファンとしては快哉!

 ざまあみさらせ!

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