マルクス、マルクス!
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奇妙な論理〈1〉―だまされやすさの研究 著者:マーティン ガードナー |
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奇妙な論理〈2〉なぜニセ科学に惹かれるのか 著者:マーティン ガードナー |
こういう本を熱中して読んでた。
で、今日買ったのは。
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世界共和国へ―資本=ネーション=国家を超えて 著者:柄谷 行人 |
岩波新書って、こうやってブログ表記するとマヌケ。
でもね、これもまた、奇妙な論理だと思う。
たとえば、「資本主義+小さな政府」という社会、日本とかアメリカがそうだよね。それがあって、ヨーロッパ型資本主義(福祉国家)がある。あと、民族主義的宗教的イスラム世界がある。あと、崩壊したソ連型社会主義。ここまではわかる。柄谷行人さんは常に「第5」(柄谷さんは第4だというが、実際にイスラム=利子を取らない世界はある)があると言うんだな。「リバタリアン社会主義」「アソシエーショニズム」(聞いたことない)とかがあるらしい。
理論的にはあるのかもしれない。でも、柄谷さんの著作を読んで空しいのは、理論的に言えたって、それが実際の抵抗運動になるには、かなりの距離があるってことだろう。
社会主義はダメ。
福祉国家論はダメ。
民族主義はダメ。
アナーキズムはダメ。
イスラムはダメ。
資本主義は?
実際的だよね、資本主義。
私の立場は、「資本制+小さな政府」である我が国が、アダム・スミスの素朴でアホな自由競争社会像においてもあきらかなインチキであるということだ。
「生産」とか「交換」とか「交通」とかそれらの「形態」とかを論理的になぞったって、今のファンド資本主義は読み解けない。
論理的であるならば、「マルクスは正しい」と言う前に「日本の資本主義はアダム・スミスの論理に照らしあわしてみてもおかしい」と言うべき?
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