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2006年5月30日 (火)

節度あるミゾグチさん

 皆の衆、スカッとしたいなら、『週刊現代』を買おう。

 古い本で恐縮だが、『このビジネス書がすごい! 96年版』(宝島社)に寄稿したときから、私はヤスオカマサヒロ・ホソギカズコというタッグチームの胡散臭さがずうっと気にかかっていた。今回、ヤクザ界最強のライターが立ち上がってくれたことで、「部数の女王」VS「業界一の恐いもの知らず」の頂上決戦とあいなったが、いやあ、庶民に最も愛されているはずの「ギネス記録保持者」の方が、「野良犬」に対し、いきなり反則技を繰り出してきたのだから、野次馬としては目の離せない展開となってきた。

江分利満氏の優雅な生活 DVD 江分利満氏の優雅な生活

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 ちなみに、ヤスオカマサヒロとは何者か、といえば、ヤマグチヒトミさんが『江分利満氏の優雅な生活』で唾棄した「白髪の老人」そのものである。東洋の徳を説き、若者を戦争へと扇動し、いざ、戦闘が始まると、ヨーロッパへと逃げた卑怯もんだ。そんな説教親父がレッドパージの時代に復活し、「あんた死ぬわよ!」と公言する占い師とタッグチームを組んで出版界で大儲けをした。実業家、サラリーマンとその奥さんまでだまくらかす最強のコンビ誕生だ。

 もうひとつ、ちなみに・・・・・・。

 ミゾグチさんは書く。

<筆者は節度をもち、ときに批判をまじえつつ細木像を描き出すのであって・・・・・・>

 これには笑った。ミゾグチアツシさんの「節度」って・・・・・・。

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2006年5月29日 (月)

ワールドカップ、悪役は誰だ!?

 ロナウジーニョのNHK特集、面白かった。

 まあ、普通に考えて、ドイツW杯はロナウジーニョの大会だと思う。

 で、4年に一度、私はW杯の悪役を探して、楽しもうとしているんだが、今年は新庄くんやら、競馬やらでまだ見つけていないんだな。

 私もヒマを見つけて探そうと思うんだが、もしよかったら、コメントください。

 2006W杯にフィリップ・トルシエ以上の悪役はいる!?

 マラドーナなき後、W杯にダメ人間がいないって、悲しいと思いません?

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2006年5月28日 (日)

ふしゅー、ふしゅー

ふしゅー

 アドマイヤメイン2着。

ふしゅー

 阪神タイガース、サヨナラ負け。

 いやあ、メイショウサムソン、まさに万能だ。種付け料格安の「組合の馬」の仔が、3億円の馬やら、種付け料2000万円の馬やらをぶった切ったんだから、「借金地獄」北海道浦河では拍手喝さいだろう。そういう意味ではよかったのだが・・・・・・。シバタヨシトミ騎手も完璧に近い騎乗だったと思う。いいとこなかったサンデー系人気馬の騎手は馬場のせいにするのかもしれんが・・・・・・。

 いや、メイショウサムソンは強いよ。混戦といわれた日本ダービー、実は2強の激突だったわけだ。

 おろ?

 レイモンさんのコメントだが・・・・・・。

 おろおろ?

 なんと、4頭ボックスが全部掲示板にのってるじゃん!

 お見事!!

 うまい!!

 今後は、できるかぎり、コメントも本文で紹介するので、皆の衆も参考にするように。

 それにしても、阪神戦を中継しないテレたまと文化放送は何をやっておるのか。検索をいろいろして、GOOのアニメーション中継を発見しつないだ途端に阪神サヨナラ負けだ。

 ふしゅー

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陽射しはどこだ!?

 天気予報、ハズレである。午後1時を過ぎても馬場の回復はみられない。

 メイショウサムソンの単に買いが入っているのもうなづける。

 今芝2000メートルの7レースが終わったところだが、大本命の⑤が②に差し返されそうになったように、やはり内が伸びる。メイショウサムソンの血は侮れないが、ますます、アドマイヤメインの逃げ切り濃厚と見る。人気も下がっておいしいぞ。

 ドカンといこうぜ!

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2006年5月27日 (土)

ダービー、有り金勝負じゃ!!

 取りたいねえ。ダービー、だっきゃあ取りたいねえ。

 今日、負けたからだな。

 でも、小雨は降り止まないし。馬場は・・・・・・。

 問題はそこである。

 同じ距離の土曜日10レース、青嵐賞に注目したけど・・・・・・。

 ああ、やっぱり。

 サンデー産駒の1番人気、リキアイサイレンスは、外から伸びない。私が狙ったサンデー産駒、チョウカイフライトは、内から伸びたが(ヨシトミもタケも今の東京では内にこだわった騎乗をしている)、2着。おそらく、この馬は「競馬というのは勝ってはいけない競技」と固く信じているのだろう。

 で、勝ったのは、サッカーボーイ産駒のヨシサイバーダインの逃げ切りだ。ステイヤー血統が逃げて浮上?

 これを見た時点で、単勝は決まり。⑥アドマイヤメイン。

⑥単

 これは買います。数字の裏づけがあるわけじゃないが、今年の出走馬で最も鮮やかな印象を残してくれたのがこの馬。インパクトを信じましょう。

 でもこれも買う。

 単勝2点買いかよ!?

⑰単、小勝負!

 データや血統論や上がりの脚などを総合して普通に予想したら⑰フサイチジャンクになるわけよ。3億円の馬なんか買いたかないけどさ。よって馬単は、

⑥-⑰

 これの折り返し。

 有り金勝負・・・・・・

 いや、目黒記念に残しとこうよ。

 というわけで、午後5時に目黒記念という奇妙なダービーデーなのだが、変則開催だし、データもないし、ハンデ戦だし、穴気配が濃厚である。天気予報は、午後から陽射しが出るってことなので、5時には回復。外差し復活・・・・・・。

 すごく都合のいい予想だな。

 ⑯グレートボヤージュが軽ハンデで伸びてくる!

⑯単複

⑯-①③⑦⑪⑭

東京11レースは勝負レースだ!

③単大勝負!!

③-⑤⑦⑩⑬⑮

東京9レース

④単複

④-⑦⑩⑬⑮

東京8レース

⑮単

中京11レースは勝負レースだ!

①単複大勝負!!

①-②⑤⑦

中京10レース

④単複

中京9レース

⑬単複

⑬-②③⑥⑦⑧⑮

 さあ、ダービーを勝って、酒池肉林の・・・・・・。

 菊水の辛口じゃなくて、ワイルドターキーぐらいは買いたいよね。

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つつつ、ついにダービーに鉱脈発見!!

 これ、みんな気づいている事柄だろうか。

 今年に入って東京芝2400メートルのレースはほぼすべて中枠の馬が勝っている。枠を3等分すれば、わずかに内のアドマイヤメインが青葉賞を勝っただけ。

 これがトラックバイアスであるのなら、サンデー系のブラッドバイアスなんかより重視しなければならない要素だろう。

 さらに、不思議なことに今年の日本ダービーの中枠には、サンデー系が一頭もいない。

 またしてもわずかに内の⑥アドマイヤメインは無視できないにしても、サンデーサイレンス産駒最後の日本ダービーでこの偏りはなんなのか。

 次に騎手に注目をすれば、ちょうどど真ん中にこの舞台で勝ちまくっているウチダヒロ騎手がいる。タケの⑩アドマイヤムーンより⑨サクラメガワンダーがどう考えても怪しいのである。

 データ数は11しかないので単なる偶然なのかもしれないが、サンデー系6勝より、中枠10勝のほうが私ぁ気になるね。

 軸馬を決めて、中枠に自動的に流す、って馬券はありなんじゃないか。

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2006年5月26日 (金)

さあさあさあ、日本ダービー、だぁー!!

 さあさあさあ、ダービーウィークだ。気合入れていきましょう。

 さっき、ざっと下予想をしてみたが、

 大混戦!!

 これだけは間違いない。しかも、馬場状態が勝敗を大きく左右しそう。先週のように外差しが決まらない馬場なら、サンデー系の有力馬がさっぱり、ということだって考えられる。そういう意味でサンデー系が大挙出走する土曜日の10レース、青嵐賞は注目だ。

 さて、土曜日の東京メインですが、ダート1400に血の偏りは目立たない。サンデー系の活躍が目立っていて、それまでの常連、アフリート、ジェイドロバリーといったところの勢いがない。騎手ではタナカカツハルが7勝、ウチダヒロが6勝と得意にしている。

 私の狙いは、前走大敗で人気を落としそうな⑤ミリオンベル。

⑤単複

 中京は金鯱賞。3年連続でタップダンスシチーが逃げ切った舞台だが、今年は「逃げ馬圧勝」というわけではない。私の狙いは同じサトウテツゾウ騎手の追い込み馬、③サンバレンティン。

③単複

③-①⑥⑧⑩

東京10レース

④単

④-①②

東京9レース

⑪単

⑪-⑤⑭⑯⑰

東京8レースは勝負レースだ!

⑥単大勝負!!

⑥-①⑧

東京7レースも勝負レースだ!

⑭単複大勝負!!

中京10レース

⑮単複

⑮-③⑤⑥⑩⑫⑬

中京9レース

⑭単

中京5レースは勝負レースだ!

①単大勝負!!

中京2レースも勝負レースだ!

⑫単大勝負!!

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ホシノさん、怒る

 ホシノさん、怒ったね。私は、断固支持。私も闘い続ける。

 資本主義のルールでは、ホシノさんが怒ったって何にもならないことはわかっている。

 ムラカミファンドは、取締役一人を懐柔できれば、タイガースも支配下に置ける。

 でも、ホシノさんが闘い続けるのなら、私も大多数のタイガースファンも闘い続けるよね。

 阪神ファン諸君、昨今の株価を見てくれ。

 下がりっぱなし。ようするにホリエモンやらムラカミやらって、株価が全面的に上がっているときに出てくる怪人にすぎない。

 ムラカミはインドに注目したかもしれないが、インド市場も大暴落だ。

 じゃあ、エルサルバドル? もしや、イラク?

 何も生産しないファンド資本主義は、安い株やら投資物件を求めて世界を一周したら終わる運命なのである。差異を喰ったら終わり。

 気づかないムラカミがバカだよね。

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2006年5月25日 (木)

ファイターズはおもろい

いやあ、日本ハムファイターズの投手陣はゼニがとれる。
ヤギの内角のコントロールはほぼエナツだよ。
タケダヒサシはいかにも男度胸だし、この間に入れば、オカジマのカーブで目先を変えられる。
そして、マイケル。
ボールがストライクゾーンを完全に横切るんだからフルスイングでは絶対に拾えない。まさに七色の変化球。
そういうのが毎日出て来るんだから、組み立て考えるだけで当分は楽しめそう。
阪神と日本シリーズだ!

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2006年5月24日 (水)

出ると買ってしまう

と学会年鑑YELLOW Book と学会年鑑YELLOW

著者:と学会
販売元:楽工社
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 このシリーズの感想文、必ずこんな書き出しで始まる。

 出ると買ってしまうのだが・・・・・・。

 つまり、年々、つまらなくなっている、ということだ。

 資本主義の本質を表している書だとも言える(って断言したらこれもトンデモ?)。

 トンデモとはつまり「差異」で、それが大きければ大きいほど、笑いが取れるし、ときには人間について考えさせられたりして、商品としての本が売れる。

 趣味として面白いし、お金になるので、いろんな人が「大きな差異」を求めていろんなところを歩き回る。

 テーマは人間の思考とその多様性なんで、差異は無限だ、という気がする。気がするけど、差異を瞬時に消費する資本主義の力って侮れないもんで、消費は「差異果て」へと近づき、商品としての本も寿命があるんじゃないかと・・・・・・。去年あたりから、そんな雰囲気が色濃く漂ってきたということだろう。本が売れれば売れるほど、トンデモ本の作家が「もしや、私が書いているのはトンデモ本?」って思う確率は明らかに上がるわだし・・・・・・。

 となると、愛好家の言動が少しずつ常軌から外れていく。

 トンデモ採集者は、差異が小さくなったんで、キャラとか言い回し、話芸でもって差異を際立たせようとする。

 それを聞く観衆は、差異を際出させようとして、過剰反応をするようになる。このシリーズでずっと気持ち悪いのは、「(会場大爆笑・拍手)」という記述の繰り返しである。コウフクのカガクの集会じゃないんだから。

 私もUFO、UMA愛好者だが、こういう言説は一人ひっそりと楽しむもんであって、トンデモへの接し方が「カルト」になってもらっちゃ困るんだよなあ。面白がり方がひとつになってしまったら、せっかく、人が偏執してくれたりウソついてくれたりしているのに、解釈の幅が狭まる。落語聞いてて「ここはこう笑うところ」って講釈入れられたらいやでしょ。

 で、今回の本で面白かったのが、トンデモ採集者である女流官能小説家が、テレビのノンフィクション番組で「自ら裸になって雰囲気を出しながら、AVを見ながら執筆する」という「絵」を要求されるくだりである。

 トンデモ採集者が自らトンデモになって「大きな差異」を演じる、って奇妙な構図なんだが、官能小説家はこう言う。

<やっぱ、出ればよかったかなあ。>

 その理由はただひとつ。

 私もそれ、見たいから。

 残念ながら、この企画は流れちゃったが、なんともこじれたことになっている。これもまた、いわゆるひとつの資本主義の終わり?

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2006年5月23日 (火)

ジョージ・クルーニー

グッドナイト&グッドラック Book グッドナイト&グッドラック

著者:ジョージ クルーニー,グラント ヘスロヴ,東 理夫
販売元:早川書房
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 ひつこいけど、どうやったらこんなくだらない映画が作れて、なんで感心する人が多いの? アメリカ人。

 たとえばさ、田中角栄のことを報道したタチバナさんだって、もっと身の危険を感じたと思うよ。このニュースキャスター、全戦全勝で、恐い状況何もなし。だったら、共産主義に異常反応したマッカーシーの話のほうが人間ドラマとしては面白くないか。しかし、この映画では、なぜマッカーシーがああなったのかまるで描いていない。ハリウッド映画って、少なくとも「これからどうなるの?」って思い、主人公に自己投影できてナンボじゃないの?

 ニュースキャスターなんて、大多数を代弁する平均的な正義の人じゃない? それを描いてなにが面白いのか。たとえば、マッカーシー批判の放送をして、15人中14人がキャスターを支持する電話をかけてきた、というエピソードがあるが、じゃあ、どっちが権力なの? メディアこそが権力だよ。

 で、映画は、アイゼンハワー大統領の演説で終わる。

 考え方が違っても友達にはなれる。

 当たり前じゃん。

 アメリカ人は、そこから啓蒙しなきゃダメってこと!?

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2006年5月22日 (月)

また1800円ドブに捨てた

いやあ、えらい目にあった。
ジョージ・クルーニーの『グッドナイト&グッドラック』である。
これはひどい。
アメリカのテレビ界を描いているのに笑えるシーンゼロ。てゆーかニヤリとするシーンすらない。
で、テレビは報道のためにある、というんだけど。
違う。断じて違う。
この映画を観てわかるのは、テレビはまず、娯楽のためにあり、少なくともこんな映像を流すためのものじゃないってことだ。
正直、これを持ち上げてたチクシテツヤの首を絞めたい気分だな。ジャーナリスト必見じゃねえよ。

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ショック!

 ショック!

 コイウタ故障発生(軽症だと聞いて胸をなで下ろしたが)。

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2006年5月20日 (土)

オークスも噂の女

 いやあ、完璧だったよね、アンディー・シーツ。

 競馬は負けたけど、いいんだもん、タイガースがサヨナラ勝ちだから。

 というわけで、オークスですが、桜花賞組と⑨カワカミプリンセスの戦力比較はむずかしいよね。舞台がサンデーサイレンス系の独壇場なんで、私は切る。となると、外差しが決まらない今の馬場なら、⑥コイウタでもう一押しだ。

⑥単

⑥-①②⑦⑫⑭⑯⑰

中京11レース

①単複

新潟11レースは勝負レースだ!

⑤単大勝負!

東京10レース

③単複

③-④⑦⑭

東京9レース

⑧単複

東京8レース

⑮単

⑮-③⑤⑥⑦⑧⑬

中京10レース

⑥単

⑥-③⑫⑬⑭

中京9レース

④単

④-②⑥⑧

新潟10レース

⑤単

⑤-⑥⑩

新潟12レース

⑫単

⑫-⑤⑩⑪⑬⑮

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アダム・スミス!

 むちゃくちゃ、説明が足らんことは、わかっているんすよ。

 安かったら買う。高くなったら売る。

 そういうことでしょ。

 そこになんの慰めがあるのか。

 ファンド資本主義への根源的な疑問はここにある。

 あなた以外、誰も名前も知らない投資家のためにね。

 だから、ムラカミファンドは世界を漂流する。漂流するしかない運命なのだ。

 熟睡してよ。私はメキシコの中庭式の安宿をおすすめする。熟睡できるよ。

 1000億円稼いでタイガースファンに狙われるのって、どうよ?

 何も生産しない資本主義が成立するゆうんなら、成立させてみいや!!

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マルクス、マルクス!

奇妙な論理〈1〉―だまされやすさの研究 Book 奇妙な論理〈1〉―だまされやすさの研究

著者:マーティン ガードナー
販売元:早川書房
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奇妙な論理〈2〉なぜニセ科学に惹かれるのか Book 奇妙な論理〈2〉なぜニセ科学に惹かれるのか

著者:マーティン ガードナー
販売元:早川書房
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 こういう本を熱中して読んでた。

 で、今日買ったのは。

世界共和国へ―資本=ネーション=国家を超えて Book 世界共和国へ―資本=ネーション=国家を超えて

著者:柄谷 行人
販売元:岩波書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 岩波新書って、こうやってブログ表記するとマヌケ。

 でもね、これもまた、奇妙な論理だと思う。

 たとえば、「資本主義+小さな政府」という社会、日本とかアメリカがそうだよね。それがあって、ヨーロッパ型資本主義(福祉国家)がある。あと、民族主義的宗教的イスラム世界がある。あと、崩壊したソ連型社会主義。ここまではわかる。柄谷行人さんは常に「第5」(柄谷さんは第4だというが、実際にイスラム=利子を取らない世界はある)があると言うんだな。「リバタリアン社会主義」「アソシエーショニズム」(聞いたことない)とかがあるらしい。

 理論的にはあるのかもしれない。でも、柄谷さんの著作を読んで空しいのは、理論的に言えたって、それが実際の抵抗運動になるには、かなりの距離があるってことだろう。

 社会主義はダメ。

 福祉国家論はダメ。

 民族主義はダメ。

 アナーキズムはダメ。

 イスラムはダメ。

 資本主義は?

 実際的だよね、資本主義。

 私の立場は、「資本制+小さな政府」である我が国が、アダム・スミスの素朴でアホな自由競争社会像においてもあきらかなインチキであるということだ。

「生産」とか「交換」とか「交通」とかそれらの「形態」とかを論理的になぞったって、今のファンド資本主義は読み解けない。

 論理的であるならば、「マルクスは正しい」と言う前に「日本の資本主義はアダム・スミスの論理に照らしあわしてみてもおかしい」と言うべき?

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2006年5月19日 (金)

中京競馬の勝ち方、誰かおせーて

 先ほどから、カープ―ファイターズ戦を流しっぱなしで予想をしておったのだが、カープの体たらくにはほとほとあきれるね。守備はダメダメ、相手投手を崩していくタクティクスなし、中継ぎ投手は単なるピッチングマシーン。

 シンジョーくんとマエダ選手、九州の対照的な同級生は頑張っているけど。

 体たらくといえば、わしの中京競馬予想である。

 いやあ、当たりまへん。それを心して・・・・・・。

シンジョー以下のエクスキューズだな。

 東京メインからいきましょう。

 ここの血統背景は、はっきりいってよくわからん。サンデー系が勝ちきれていないのは当然としても、アフリートなどミスプロ系も目立っていない。フサイチコンコルドなどアメリカンなノーザン系が穴、って感じか。騎手では、タナカカツハルが8勝もしていて、次がウチダヒロだが、ご両人ともおらん。アメリカンなマイナー血統③ビッグシャークで穴狙い。

③単複

 新潟は・・・・・・またか。また、あの複雑系の固まり、直線芝1000メートルか。

 しかし、この舞台、ブラッドバイアスは割りとハッキリしていてノーザンダンサー系の独壇場。敗者復活の戦場である。大外枠だし、⑯プリティメイズでしょうがないんじゃない。

⑯単

⑯-⑤⑦⑬⑭

 で、チョー苦手の中京メインだが、中京芝1200って、どうやって分析していいのか、誰か教えてくれ。クロコルージュ産駒など、非主流派の血統が順番に勝っている感じだし、騎手も順番に賞金を分け合っているとしか思えんぞ。とりあえず、上がりの脚で⑩カネツテンビーから入るが、これから勉強じゃ。

 もしかして、単純なスピード指数で勝てる舞台?

⑩単複

⑩-⑧⑮

東京10レース

⑨単

⑨-⑦

東京9レース

①単

①-③⑪

東京2レースは勝負レースじゃ!

③単大勝負!!

新潟10レース

⑮単複

新潟12レース

③単

③-⑧⑨⑪

新潟6レースは勝負レースだ!

⑩単大勝負!!

中京10レース

⑧単

中京9レース

④単複

④-①③⑧

中京7レースは勝負レースだ!

⑥単大勝負!!

 広島市民球場は、何もいいことがないまま豪雨である。これが年に一回の野球観戦だったりした人、ほんとうにご愁傷様。「2度と来るかい!」なんて言わないでね。

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モブログやってみた

しかし、携帯メールって男を小さくすると思いません?

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2006年5月17日 (水)

のーがきいわん。

http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/

 今日はのーがきなし。スカッとしたいなら、町山智浩さんのブログに行くように。

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2006年5月14日 (日)

本当にお化けが出た!!

 土曜日は柏木集保さんをインタビュー。予想家さんへの取材なんで、当然のごとく、浦霞を呑みまくる。

 そういうわけで前日予想ができず、スマンです。

 しかし、本当にお化けが出るとは・・・・・・。

 土曜日の東京10レース「是政特別」である。

 私は同行しなかったのだが、私の記事で東京競馬場3コーナーにある是政の墓の写真を撮りに行ったことがある。編集者の話によると、いい天気だったのだが、墓を撮ろうとした途端、一天にわかにかき曇り、雨が落ちてきて墓をまだらに染めたというのである。

 土曜日は一日中、陰鬱な雨が降っていたが、私にとっては、これは当然。是政の霊が競馬場を覆い尽くしていたのである。

 そして、3コーナー過ぎ。

 是政の霊にとり憑かれたのは、先頭を走っていた②アロハスピリッツである。多分、呑気すぎる名前が気に入らなかったのだろう。故障発生、落馬。さらにしんがりを進んでいた⑨バックオフゴーもアロハスピリッツの馬体に躓いて落馬。

 事故を尻目に伸びてきたのは・・・・・・。

 やっぱりか。やっぱりそうなのか。

 ⑧「族長の館」チーフシャトー。

 単勝2090円。

 さらに⑥「ネズミの呪術師」ミッキーシャーマンも3着に突っ込み、3連単は40万馬券になった。「キリストと平家の落ち武者は関係ないだろう」と思い、2着③イエスの馬単は買えなんだが。

 これぞ、競馬の最大の悦楽。

 この事実を知っているのは、おそらく日本一の是政研究者である私だけだろう。

 この世で一人だけ。

 結局、トータル3000円負けたんだけどね。

やっぱりか。やっぱりそうなのか。

 ヴィクトリアマイル、①ダンスインザムードの単勝に大金(私なりのね)ぶっこみ、「とったどー!」と叫んで銀行残高を照会してみると・・・・・。

 一日購入金額9000円。

 一日払戻金8990円。

 ななななななんでだ!?

 なんで10円負けてるの?

アホなんでしょう、きっと。

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京都、新潟メイン

 おそうなりました。

 京都11レース

③単複

 新潟11レース

⑧単

⑧-②③⑤⑥⑦

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ヴィクトリアマイル

 おそうなってすまん。

 ヴィクトリアマイルの予想です。

①単

①-⑦

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2006年5月12日 (金)

出るぞ、出るぞ、お化けが出るぞ!

 どろどろどろどろどろ。

 ミステリーゾーン、「不思議だが本当だ!」の時間です。

 ダメ人間諸君、諸君は、土曜日の東京10レース「是政特別」に呪われた過去が封印されているのをご存知だろうか。

 現在、東京競馬場がある場所の大半は、かつて是政一族が所有していた。この地の是政一族のルーツは源平合戦だ。平家方で敗北した是政一族はこの地まで逃げ延びたのだ。

 そして、東京競馬場建設が決定。

 半ば強制執行のような形で始まった工事に是政の子孫は日本刀を振り回して抵抗したと伝えられている。

 その抵抗の証として、東京競馬場の3コーナーに今も是政の墓と墓守である大欅が現存している。

 そして・・・・・・。

 墓を移設しようとした労働者が原因不明の病気で倒れ・・・・・・

マジ?

 観戦の邪魔になる大欅の枝を切ろうとした職人は急死し・・・・・・

証拠あんのかよ!?

 かつて、私は霊能者を伴って、東京競馬場を霊視したことがあるが、そのとき、はっきりと3コーナーを彷徨う落ち武者の姿を見た!!

霊能があんのなら、もっと馬券を当てろよな。

 あの日の3コーナーでサイレンススズカに取り憑いたのも是政の霊に違いなのである。

断定すんな。

 だから、明日は競馬場にオバケが出る日。

小学生か。

 根拠のない大穴がバンバン出るとみた。

 このレースも⑥ミッキーシャーマン(ネズミの呪術師)、⑪ブレイブハート(戦士の心)、⑧チーフシャトー(族長の館)は相当怪しい。

 で、東京のメイン、京王杯ですが、今年の芝1400メートルは・・・・・・案の定!

 非サンデーサイレンス系が勝って大波乱というレースが続いている。特にプリンスリーギフトの子孫たち、要するに、サクラの主戦場がここなのだ。

 とか言って、わしはサンデーサイレンス産駒の⑭アルビレオで穴狙いなんだけどさ。

調べたって意味ねえじゃん!?

 だから、明日はオバケが出るんだって!

⑭単複

⑭-⑬

内枠絶対有利のコースで外から2頭!?

 出るぞ、出るぞ、オバケが出るぞ!!

 京都のメインは、フクナガがちと不安だが、⑮マルカジークの33秒台の末脚に賭ける。

⑮単

⑮-②⑪⑯⑰⑱

 新潟メインは、ダートで5戦連続上がり3ハロン36秒台のカリスマサンキセキでしょうがないでしょ。

⑭単大勝負!!

東京10レース

⑧単複

東京9レース

③単

③-②④⑥⑨

京都10レース

⑫単

⑫-①②⑤⑨

京都12レース

⑪単

新潟10レース

②単複

②-①⑩⑪⑫⑯

新潟8レースは勝負レースだ!

④単大勝負!!

④-⑥⑦⑧⑨

新潟9レースも勝負レースだ!

⑦単大勝負!!

新潟7レースも勝負レースだ!

⑧単複大勝負!!

新潟2レースも勝負レースだ!

⑨単大勝負!!

 なんとファイターズが首位! シンジョウの「何を言っておるのだ!?」発言は、やっぱ、結果、オーライ?

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2006年5月 8日 (月)

4秒殺とか

 ゴールデンウィーク、格闘技の試合もいろいろ見たんで。

 レスラーが4秒で飛びヒザ蹴りで倒される。

 神の子KIDはそりゃ、得意満面だろう。「俺ってかっこよすぎ?」ってのは満面過ぎるが。

 キックボクシングの基本、モーションの大きい右ヒザをガードさせといて左をかます、という二段蹴りだ。

 基本なんだから、もらったレスラーの油断だよね。

 試合前もずっとスパーリングみたいなことを続けていて、本番で気を抜いたらダメだよ。過信だ。

 基本テクニックを出して4秒で終わる試合ってのは、ジャンルとして成熟していない、って言われてもしょうがないんじゃないか。

 暴力団問題で揺れるPRIDEは、フジタの頑張りだよね、やっぱ。プロレスラーの凄みを久々に見せてくれた。「プロレスラーは打撃受けてからなんだ」というのを満天下に示してくれたのはうれしい。入場料だけ高くてクソ退屈なパンクラスの後楽園興業でミノワさんに感動したこと、私、ないもの。ミノワさんはインタビューしたことあるし、愛すべき人間性だと思うけど、「リアル・プロレスラー」を名乗ったら天国の馬場さんが怒るんじゃないか。少なくとも「玉砕」をウリにしちゃいけない。

 わしの誕生日でもあるのに、「5月5日は亀田の日」にしちゃった長兄、昨日のWOWOW見た? 亀田兄弟はものすごく強いけど、君ら、リカルド・マヨルガタイプだと思いません? 引っ張るだけ引っ張った前哨戦の日々は終わりだ。タイ人に勝って、それからが勝負である。30過ぎた大先輩の日本チャンピオンを「誰?」って侮辱したんだから、デラホーヤクラス、世界基準を倒さなきゃ、私は認めん。ガードが固い、ってだけじゃない、真のディフェンスの構築を期待する。

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2006年5月 7日 (日)

馬券もダメ人間

 うぐうぐうぐ。

また飲んでんのかよ!?

 ぶはー。

 酒飲み過ぎて馬券もダメ人間。とりえがねえ。

 しかし、なんだな。フサイチリシャールが先頭に立って、大失速する間ってのは短いね。ほんと、短い。フクナガ~って叫ぶいとまもないわい。

 なんでみんなあの馬を捨て切れんのかなあ。

あんただよ、あんたがその代表。

 しかし、ひでえ予想だよなあ。「年明けにはフジキセキ産駒が勝ったりしていたが」って、勝ったのはアグネスタキオン産駒でフジキセキ産駒のツースリー。見事にサンデーサイレンス系の独壇場。

 というわけで、2個前の記事は削除っと・・・・・・。

こそくなことすんなよ。

 うぐうぐうぐ。

だから飲んでないで反省せい! 勉強せい!

 ぶはー。

 勉強した。京都が土砂降りだったから負けたんよ、わし。

それ勉強とは言わん。いいわけだ。

 勉強は明日する。わしがなぜ、京都で負けんるんか徹底究明する。

ゴールデンウィーク終わったんだから仕事をせえ! 

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ビバ! 安い小説

闇の貴族 Book 闇の貴族

著者:新堂 冬樹
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 で、菊水で酔っ払って、安い小説を読む。

 愉悦のひととき。

 これ、シンドウフユキさんのもうずいぶん古い小説だけど、いやあ、へたくそだが面白い。下世話かつスケールがでかい。闇金の目線からからグローバル資本主義の本質をえぐる(えぐっているのかどうかわからんが)内容、私は断固支持だな。続編は、元アン・アサシンの日本人がホワイトハウスに乗り込む、ってことだよね。違うか、シンドウさん。

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2006年5月 6日 (土)

負債一リシャーる

 競馬予想をしていて、体の芯から疲れてくること、ありませんか。

何をたそがれておる? 昨日は年取ったのにルンルンだったじゃん。

 いやあ、こういう土曜日の夜に、また、競馬を予想をしている私。

 東京の勝負レースは、大本命が軒並み僅差2着。メインははかったように4着だ。京都メインは叫んだけど3着だしなあ。

茶の間に大あぐら。PAT打ち込んだり、叫んだり、腹ばいになったりして、寝間着のまま午後4時を過ぎ・・・・・・なんたるなりわい。

 おまけに、タイガースはベイスターズに初めて負ける。

 ええい、こういうときは冷やしといた菊水の辛口をだな・・・・・・・こう、湯飲みにこうなみなみと注いでだな・・・・・・うぐうぐうぐ・・・・・・。

ボンクラで酒飲み。つくづくダメ人間。

 ぶはー!

 さて、GⅠですよ、GⅠ、NHKマイルカップだ。さっきちょうど受信料もふんだくられたし、損失補てんじゃい、公共放送!

アル中かよ。

 で、ざっと馬柱を見て・・・・・・お、はじっこにおるやないか。わしに損失補てんせにゃならん馬が。

またか、またあのジリ脚直線失速の馬の単勝を買うのか。

◎フサイチリシャール

 今、入力間違えて変換したらこんな字が出た。

 負債一リシャーる

だから、やめなって! リシャーるな!

 やめん。今年の東京マイルは、年明けこそフジキセキ産駒なんかが勝ってたが、明らかにサンデーサイレンス系が勝てない傾向になってきている。ノーザン系フサイチを見直すならこれが最後のチャンスだ。大外枠も前走の大内よりいい。

⑱単

⑱-③⑦⑪⑫⑬⑮

 京都メインは・・・・・・おろ?

 ここにもおったがな。わしに損失補てんせにゃならん馬が。一昨年の今頃からこっち、①ブラックカフェの単勝を買い続けて、わしがなんぼ損をしたと・・・・・・。しかも、前走はかっとらん。

負けを取り戻す、という発想で勝った博打打はおらんぞ。

 うぐうぐうぐ。

飲んでないで聞け!

 ぶはー!!

①単

①-⑦⑩

 新潟メインは超難解。こういう当てもんは大穴からじゃ!

⑥単複

⑥-③④⑨⑩

東京10レース

⑫単

東京9レース

⑦単

⑦-④⑤⑨⑪

京都10レース

③単複

京都9レース

⑩単

⑩-①④⑤⑥⑦⑧

新潟10レース

⑦単複

⑦-⑥⑧⑩⑮⑯

新潟8レース

①単

①-③④⑥

新潟12レース

③単

③-②⑧⑪

 さっきから『海猿』って映画を流しっぱなしにしているのだが(テレビっ子なんで)、ちゃんと見なくてもバカがうつりそうな映画だな。

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2006年5月 5日 (金)

ダメでお茶目なしじゅうしち

 私はお茶目なフォーティーセブン~。

 渋さ知らズの古い歌で失礼をいたしました。

 誕生日だからって何にも変わらないダメ人間。

 スロ屋に200回して投げてある番長があったので座る。きっちり360回転目で赤ビッグ。番長がパンダを倒すが連はそこまで。1万円を持って帰ると、TVKの阪神戦と楽天のインターネット中継を流しっぱなしにして競馬予想じゃ。

 しかし、ベイスターズってのはうちらにとって医者だな。ヤノさんのこと心配してたが、横浜病院が治してくれた。感謝。

 パソコンの小さい画面なんでよくわからんが、ファイターズのヤギって投手、すごい完成度だよね。ルーキーとはとても思えん。

 さて、プリンシパルステークスの舞台は、東京芝2000メートル。ブラッドバイアスはほとんどなくて「ノーザンダンサー系が穴になっているかな」って程度。騎手ではヨシトミもタケも0勝ってのが謎。改修されて内外の差もなくなりました。

 私の◎はリメインオブザサン。シンザン記念の6着、休み明けで人気はないが、東京に替わって着順を上げてくるのは必至だ。

⑨単複

 馬単は「ハイペース好走馬」へ。

⑨-⑬⑭⑰

 京都新聞杯は、3戦3勝3連続上がり34秒台の③マルカシェンクで仕方ない?

 いや、小倉、中京での持ちタイムで②マイネルポライトから入る。無理スジは承知の介。

②単複

②-④⑦

 新潟は土曜日に「国際」GⅢをやるんですね。「国際」って冠、まるっきり意味ないが。

 ここは実力馬⑥ホウキパウェーブの復活に賭ける。天皇賞(秋)、日経賞の大敗は不利があってのもの。これで終わる馬じゃないぞ。

⑥単複

⑥-②⑤⑦⑩⑪

東京10レースは勝負レースだ!

⑧単大勝負!!

⑧-⑥⑨

東京9レースも勝負レースだ!

⑥単大勝負!!

⑥-①⑤⑨⑫

京都10レース

⑥単複

京都9レース

⑧単複

新潟10レース

①単

①-②⑤

新潟12レース

⑧単

 ちょうど今、ヤノさんが滞空時間の長いホームランを打ったところ。

 3打席連続!

 今年も優勝、ダー!!!!!!!!

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情報漏えい!?

 前の記事にも書いたとおり、阪神とムラカミのプレスリリース口げんかはエスカレートの一途だが、M&Aコンサルティングの5月4日のプレスリリースはないだろう。

<今回の混乱の原因は情報漏えいであること>

<今回のような企業再編等の交渉は水面下で行われるべき>

 水面下で行われて、「ムラカミ・タイガース」が誕生!?

 ファンを舐めているにもほどがある。

 つまり、ムラカミは情報公開はしてはいけない、と言っている。

 ムラカミ自身が強弁していたコーポレートガバナンスにおいて、「透明性」は重要なキーワードであるにもかかわらず。

<証券取引所から促されて、交渉状況の公表といった中途半端な情報開示を行わざるを得なかったことは、恥ずべきことであります。>

 なあ、ムラカミさん。投資家の名前も投資額も公表せずに水面下で交渉し、いきなり、「今日からムラカミ・タイガースになりました」というのは恥ずべきことではないの?

 なあ、ムラカミさん。甲子園での阪神ー巨人3連戦には15万人の人が金を払って駆けつけたんだよ。それが「経済」じゃないの?

 制度は、そりゃ、ムラカミさんの味方だよ。ムラカミさんから見りゃ、阪神グループ上層部は「バカ」なのかもしれん。でもね、ムラカミ・ワンマンショーに何人のファンが来る? 投資セミナーやって、入場料ナンボ取れば、タイガースに勝てる?

 少なくとも、数百万人が怒っている。それを「水面下でやれ」と言うのなら、高度情報化社会を否定するんだな、ムラカミさん!?

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う~疲れた

実録!ファンド資本主義 ヒルズな奴らの錬金術 Book 実録!ファンド資本主義 ヒルズな奴らの錬金術

著者:天野 隆介,星野 陽平,伊藤 博敏,清水 一樹,福山 清人,溝口 憲次郎,伊藤 歩,木村 元紀,野本 洋一
販売元:洋泉社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 がっかり。

 経済ライターの限界を露呈した本である。

「制度が変わった」・・・・・・そしてこうなった・・・・・・ってことが書かれているだけで、制度が変わったことに対する意見すらない。だったら、変わったルールの下で利益を上げるしかない、ってこと? 大阪のタクシードライバーは泣くしかない?

 違う。断じて違う。

 じゃあ、わしらはどうやってファンド資本主義社会を生きればいいのか、ってことは何も書かれていない。「お前が損をするんだぞ」という恫喝のみ。何もせず、おとなしくしてろ、ってことだな。

 不動産ファンドを持ち上げる稿に至っては、あきれたというより、お笑い種だ。「いいことずくめといいたいのではない」ってそりゃ、森羅万象「いいことずくめ」じゃないだろ!

 ネコが四足歩行を強いられていることは「いいことずくめ」ではない。

 そりゃそうだ。

 ムラカミヨシアキの論評なんて論外だ。

 ムラカミは「資本主義の伝道師」なんかではない?

 しっとる。阪神ファンなら誰でもしっとるよ!

 そんなこと証明してなんになる?

 少なくともファンド資本主義とこの本は何の関係もない。

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2006年5月 3日 (水)

ギョロメを黙らせろ!

ヒルズ黙示録―検証・ライブドア Book ヒルズ黙示録―検証・ライブドア

著者:大鹿 靖明
販売元:朝日新聞社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 ホリエモンとライブドアの本だと思って買ったのだが、実はこれ、ムラカミヨシアキの軌跡である。

 ギョロメの悪魔の囁き、そして、「武器商人」リーマン・ブラザース、ゴールドマン・サックスら外資の動きがなかったら、おそらく、事件は表面化しなかっただろう。

<「ニッポン放送の三分の一を取れる可能性はあるよ。そうしたらフジテレビが手に入るんだぜ」>

 ムラカミのこの一言で、ホリエモンはカモられた。TBS買収で大損こいたミキタニも同様だ。フジテレビ、TBSの損失も甚大。さらに、一般投資家から命のから二番目を根こそぎかっぱぐことでムラカミだけは高値で売り抜けた。

 ファンドマネージャーは投資家に対して責任がある。

 それが現金強奪の理由だってさ。

 投資家が誰なのかもわからない。インサイダーや国家権力とつるんでいても我々からはまったく見えない。

 でもね、私、ファンド資本主義の登場はオールドエコノミーの終わりじゃなくて、資本主義そのものの終わりを意味していると考えている。この本を読めばよくわかるが、資本主義存続の基盤である「差異」は具体的なモノ(現在の日本の景気を引っ張っているのはテレビの薄さの差だったりする)としてはもうすでにほとんどなく、それでも「差異」を作り出そうとすれば、インチキ、ズル、八百長しかない。「パパ」ブッシュが営業マンをやり、息子から戦争の予定を聞いて軍需産業に投資し、「不良資産を市場に出せ!」とコイズミを脅してダイエーに投資したりしているファンド「カーライル」がその典型だ。

 結果、京阪神地方は強烈なフラストレーションに包まれている。

 わしは阪神タイガースが好きなんや。誰でもええ、あのギョロメを黙らせろ!

 今まさに、日本は二つの国家に分裂しようとしている。

(参照)

http://www.hanshin.co.jp/

http://www.maconsulting.co.jp/page_j/

 プレスリリースを比較してほしい。この「分裂」はいかんともしがたい。

<「もうちょっと経つと常時1000億円から2000億円の資金がぐるぐる回る仕組みができあがります。これをどんどんやっていくと、年間1000億円の期間損益が生まれるようになります」>(ミヤウチリョウジ)

 ???一回転で一割の利益を生む永久機関???

<「もうウチが買うだけで株価が上がっちゃうから。ウチが買って、ウチのブランドを冠するだけで、企業再生がいっちょできあがり、みたいな。何を買ってもうまくいくから」>(ホリエタカフミ)

<空間を曲げればワープできる。ほかの恒星や銀河系にも行ける>(ホリエタカフミ)

 ???きてます。きてます???

<ゴールドマン・タイガースになっても仕方がない>(ムラカミヨシアキ)

 ね、使っている言語、我々ダメ人間とは、まったく違うでしょ。

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2006年5月 1日 (月)

タダ映画は正しい

真夜中の弥次さん喜多さん DTS スタンダード・エディション DVD 真夜中の弥次さん喜多さん DTS スタンダード・エディション

販売元:角川エンタテインメント
発売日:2005/10/07
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 本能的に選んでいるのだが、結果、正しい、ってことがあって、映画『真夜中の弥次さん喜多さん』である。レンタル屋で「なんか金払うのいやだなあ」と思っていたのでWOWOWの録画で観る。

 結果、正しい。

『ゼブラーマン』を観に行った日が、たまたま、映画の日だった、というのも・・・・・・。

 結果、正しい。

おいおいおい、売れっ子シナリオライターへの嫉妬かよ!?

 それも正しい。

 クドカンって『マンハッタン・ラブストーリー』ってのは面白かったな。面白かったけど、これもタダで観たからかも。あの頃、私はひどくひもじくて・・・・・・。

だから、クドカンのようにいい仕事をせい!

 はい。

 若い時分、マガジンハウスのエレベーターでキョンキョンといっしょになったときは思いっきり深呼吸したなあ。

でも、仕事をしたことはない?

 はい。

 まあ、お笑いとしては退屈しなかった。しかし、勘三郎父子は映画に出るといいようにいじられてるな。『顔』もそうだったし。きっとクドカンは「歌舞伎はどうくまんの漫画だ」ということだけは見抜いているのだろうけど、しかし・・・・・・。

「リアル」の処理はどうなったの?

理屈かよ!?

 そう、40代後半の正しい映画の観かたは、観たあと、暗黒酒場で映画の「テーマ」について語り合うことなのである。

おい、あんたが18歳のとき、すでにハスミジゲヒコは立教で講義を持ってなかったか!?

 あの講義、とらなんだ。文芸座でベルイマンとか観るのあほらしかったから。新宿昭和館通いで忙しかったし。

映画を語る資格なし。

 ほんと、そう。バカ映画しか観ていないし、去年のベストワンは『ランド・オブ・デッド』だし。DVDにロメロ監督のインタビューが付録でついているんだけど、「私ぁひっそり安い映画撮ってればそれでいいの」って言葉には感動した。

ランド・オブ・ザ・デッド ディレクターズ・カット DVD ランド・オブ・ザ・デッド ディレクターズ・カット

販売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日:2005/12/23
Amazon.co.jpで詳細を確認する

『三丁目の夕日』で大泣きしたくせに。

 泣け、って言ってんるんだし、1800円払ったんだし、私、そりゃ、泣くよ。『力道山』はやっぱ韓流でただのメロドラマなんだけど、シャープ兄弟戦のシーンには滂沱の涙だ。

 ちょー待て、リアルの話がおわっとらん!

 もうこれ、70年代後半からの大問題で、たとえば、ムラカミリュウさんなんか30年も「リアルってなんだ?」って大上段から問題提起していて、彼の小説のなかでも腑に落ちる結論がない。延々、セックス・ドラック・ロケンロールでなんら新しい問いかけがないのはクドカンだって同様だろ。「ホモが治る」ってセリフは明らかな差別だし、バカ、ダメ人間、セクシャリティ少数派を「笑えりゃいい」って描いたら、金払ってきた観客は疲れるよね。日本映画は「腑に落ちないことを描くから日本映画だ。それが本編ってもんよ」みたいな循環論に陥っている。

 生も死も業も希望もすべて「物語の設定」になってしまった、というのが、私のクドカン映画の感想である。

 ちなみに、このブログは、ありものの『トラック野郎』デザインを採用しているが、主演のスガワラブンタがあのシリーズについてどう思っているか知ってる?

スギサクJタロウ「僕はトラック野郎シリーズが大好きで・・・・・・」

スガワラブンタ「あの映画の話はするな」

スギサク「え!? なんでですか」

スガワラ「だって、星桃次郎ってバカだろう」

 題名は忘れたが、イシカワサユリさんがヒロインのトラック野郎で、キャバレーで「音大」というエンブレムを着けたジャケット姿の桃次郎、イシカワさんの唄を聴き終えて・・・・・・。

「ブラボー!」

「音大の出身です。フルガマサオ先生に師事し、同級生のキタジマサブロウくんは劣等生だったなあ」

 センダミツオ以下のボケ攻撃のあと、桃次郎、イシカワさんにオリジナル曲の楽譜を渡す。そのタイトルは・・・・・・。

「君に笹げるバーラド」

 ハスミ先生の講義の課題がこの映画だったら今の私は変わっていたね。

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