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2006年4月14日 (金)

公的資金がテレビ局へ

 月刊総合誌へのかなりカサのある原稿を書いて、ホッと一息じゃ!

 今回、テーマはテレビだったのだが、取材していて驚いた。地上波放送のデジタル移行、って話あるじゃん。2011年7月にアナログ放送が終わる、って話。それに我々国民の血税がいくら使われているか、知ってる?

 現在のところ、200億円以上!

 ちなみに、フジテレビ社員の年収は平均(平均ですぜ!)、1500万円を超えているといわれている(フジテレビ社員、違っているなら、コメントで反論して)。

 では、地デジって放送局側にいくらのコストがかかるか、知ってる?

 なんと1兆円!

 では、地デジにして、放送局に入って来る収入は!?

 テレビを買い換えられない低所得者、高齢者のぶん、広告収入は減少しないか。今、日本にテレビは1億3千万台あるが、デジタル対応テレビに置き換わるのは、野村総研の楽観予測でも4000万台にすぎない。

 こんなビジネスモデル、とっくに破綻しているのである。だから、ホリエモンもミキタニも「わしなら安くデジタル移行できる」とあいついで買収に乗り出したのだが、ホリエモンは獄中。ミキタニも買収に失敗した。

 で、私の予測。

 2011年7月、地上デジタル放送は、東京にいても見られない場所が出る。地方はもっと深刻で、地上デジタルのNHKだけでも受信できない地域は全国に数百万世帯は出てくるだろう。

 でどうなるかといえば、公的資金投入である。

 考えてみてほしい。放送局が打ち出した新ビジネス、ここ20年で成功したためしがあるか。

 NHKアナログハイビジョン。BSアナログ有料放送。BSデジタル。双方向通信。

 そりゃ、ホリエモンだってこう言うよ。

 テレビ局の諸君、諸君は何をやっておるのだ!?

 放送のデジタル化が目的ならば、2000万世帯を超えたブロードバンド網を活用すればそれでいいではないか。少なくとも1兆円はかからんぞ。キー局は今も地方局への番組配信をNTT回線で行っているのだから、今、NTTが推し進めている光ファイバー網で放送すれば、それが一番安くすむ。構造改革、「民にできることは民に」ってコイズミさん、放送局こそ民営化をすべきじゃないのかい。

 私、そして、あなたの財布から200円出して、放送局を養う理由がどこにある!?

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博士たっだいまぁーーー!!!加奈ちゃんお帰りじゃんえぇーー!!!博士その格好どうしたの?? [続きを読む]

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